ヴォーカル・アンサンブル カペラ
レクチャーコンサート「ルネサンス時代の写本から蘇る古代ローマの悲歌」
2002年07月12日(金) 19:00 開演
東京オペラシティ・近江楽堂 (東京都)
ジョスカン・デ・プレ/〈心惹くこの形見の衣よ〉
ジャン・ムトン/〈心惹くこの形見の衣よ〉
ジョスカン・デ・プレ/〈悪しき噂〉
ピエール・ド・ラ・リュー(?)/〈わが子、アブサロン〉
他

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コンサートについて
● 第18回〈東京の夏〉音楽祭2002 関連企画公演のご案内 ●
古代ローマ文学の金字塔であるウェルギリウスの叙事詩「アエネーイス Aeneis」は、中世以降知識人たちに愛好され、文学はもとより美術、音楽など様々なジャンルの芸術家たちに大きな影響を与えました。16世紀初頭にブルゴーニュのハプスブルク家が制作させ、英国国王ヘンリー8世に献呈した豪華写本Ms.Royal8G,vii(大英図書館所蔵)には、「アエネーイス」第4巻中のディドーの嘆き〈心惹くこの形見の衣よ Dulces exuviae〉を歌詞とする5曲の作品が収められています。これらはジョスカン、ムトンら、当
時の一流作曲家たちが競作したもので、いずれも高い質を持っています。
本公演では、これらとともに、「アエネーイス」を歌詞とする他の作品や類似した主題を持つモテット、また聖母マリアを讃えるモテットなど、この写本に含まれる他の作品も合わせて演奏いたします。また特に、近年ピエール・ド・ラリューの作品であるという説が有力となっている感動的な作品〈我が子、アブサロン〉では、超低声を歌う歌手を加え、写本の通りの低い音域で作品本来の姿を再現します。
12日のレクチャーでは、これらの作品の解説や、この写本の成立事情、また当時の政治状況などを、実演を交えて音楽監督の花井哲郎がお話しいたします。
「音楽と文学」をテーマに開催される、第18回〈東京の夏〉音楽祭2002の関連企画である、カペラの挑む意欲的なプログラムをぜひ、お聴きください。
*演奏 ヴォーカル・アンサンブル カペラ
superius 花井 尚美 本保 尚子
altus/tenor 青木 洋也 及川 豊 川島 尚幸 望月 寛之
bassus 小酒井 貴朗 花井 哲郎(Maestro di Cappella=音楽監督)
第18回〈東京の夏〉音楽祭2002 ホームページ
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