ヴォーカル・アンサンブル カペラ
カペラ・ニューイヤー・コンサート「主の割礼の祝日」の晩課
2003年01月03日(金) 18:00 開演
聖アンセルモ・カトリック目黒教会 (東京都)
◆グレゴリオ聖歌 Gregorian Chant
◆ジョスカン・デ・プレ Josquin des Prez (1455? -1521)
〈ああ、驚くべきまじわりよ〉 "O admirabile commercium"
〈あなたがお生まれになったとき〉 "Quando natus es"
〈モーセが見た茂みのなかに〉 "Rubum quem viderat Moyses"
〈エサイの根が芽吹いた〉 "Germinavit radix Jesse"
〈見よ、マリアが産んだ〉 "Ecce Maria genuit"
◆ギヨーム・デュファイ Guillaume Dufay(ca.1397/98-1474)
賛歌〈すべてのものの贖い主であるキリストよ〉
Hymnus "Christe, Redemptor omnium"
◆アントワン・ブリュメル Antoine Brumel(c1460-1512?)
第2旋法のマニフィカト Magnificat secundi toni
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コンサートについて
クリスマスのちょうど1週間後にあたる新年は伝統的な教会の暦によると、幼子イエズスがユダヤの習慣に従って割礼を受けたことを記念する祭日です。カペラ ニューイヤー・コンサートでは、新年の夕べの祈り「晩課」全体を、グレゴリオ聖歌とルネサンス時代のフランス・フランドルを代表する作曲家たちの美しいモテットによって再現します。
晩課の中心は瞑想的な響きを醸し出す詩篇の朗唱です。その前後に付随する祝日のためアンティフォナ(答唱)として、グレゴリオ聖歌とそれを元にして作られたジョスカン・デ・プレによる5曲の連作モテットが演奏されます。デュファイによる有節歌曲形式イムヌス(賛歌)を挟み、晩課のクライマックスは〈私の魂は主をあがめ〉で始まるマリアの賛歌、マニフィカトです。今回はカペラとしては初めてジョスカンにならぶ大作曲家アントワン・ブリュメルの作品を取り上げます。
この典礼形式による演奏会を通して、新しい1年をすがすがしく始めていただければ幸いです。
演奏
superius 花井尚美 本保尚子
altus/tenor 青木洋也 及川豊 川島尚幸 根岸一郎 望月寛之
bassus 小酒井貴朗 花井哲郎(音楽監督)
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