古楽アンサンブル「コントラポント」
変容するサンマルコ~ヴェネツィア宗教音楽の黄金時代
2005年06月02日(木) 19:00 開演
日本聖公会 聖パウロ教会 (東京都)
アドリアン・ヴィラールト 「あなたは祝された方」
Adrian Willaert (1490頃-1562), Benedicta es a7
チプリアーノ・デ・ローレ 「めでたし、天の元后」
Cipriano de Rore (1516-1565以前), Ave regina caelorum a7
アンドレア・ガブリエリ 「神に喜び歌え」
Andrea Gabrieli (1510-1586), Jubilate Deo a8
ジョヴァンニ・ガブリエリ 聖母マリアの連梼
Giovanni Gabrieli (1556-1612), Litaniae B. M. V. a8
アレッサンドロ・グランディ 「ああ、何とつらいことか」
Alessandro Grandi (1575/80頃 - 1630), Heu mihi
クラウディオ・モンテヴェルディ「グロリア」
Claudio Monteverdi (1567 - 1643), Gloria a7
ほか
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コンサートについて
後期ルネサンスとバロックの音楽をレパートリーとする、声楽・器楽の古楽アンサンブル「コントラポント」がデビューします。17世紀を中心に、その前後数十年のヨーロッパ各国の作品を取り上げていきます。「コントラポント」とは「対位法」を意味する16世紀のイタリア語。モンテヴェルディと論争した音楽理論家アルトゥージArtusiの本のタイトルなどに使われています。16,17世紀を特徴づける、教会音楽の基盤になっている技法として、このアンサンブルの演奏アプローチの一面も象徴しています。メンバー各自が既存の演奏スタイルで勝負するのではなく、作品にふさわしいサウンドを模索し築きあげていくという、本格的な音楽づくりを目標とします。
このデビュー演奏会では、ヴェネツィアで活躍した、宗教音楽黄金時代の音楽家たちの作品をお聴き頂きます。フランドルのポリフォニーを受け継いだヴィラールトやデ・ローレに始まり、多重合唱の様式を発展させたガブリエリ、ソリスティックなモテットの分野を開拓したグランディ、そして初期バロックの最高峰モンテヴェルディと、壮麗なサン・マルコ寺院で鳴り響いた音楽が時代によって変化していく様子をお楽しみください。
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