岡庭弥生リサイタル

2009年08月29日(土) 19:00 開演

東京オペラシティ内　3F　近江楽堂 （東京都）

アリアンナの糸、そして嘆き。
クレタの王の娘、アリアンナは命がけで迷宮へと向かう恋人テーゼオにそっと一つの糸玉を手渡す。彼が見事に敵を倒し、無事にそこから脱け出せることを祈りながら。そしてその糸は、二人の運命をも結びつける糸、のはずだった…。
～時に詩情あふれ、時に激しい情感が流れ落ちる、初期イタリア・バロック音楽の数々～
ジューリオ・カッチー二/G. Caccin(ca.1545-1618)
・「翼を持つ愛の神よ」/"Tu ch'hai le penne, amore"
・「フィッリは天を見上げて」/"Filli, mirando il cielo"
シジスモンド・ディンディア/S. D'India(ca.1582-1629)
・「お聴きなさい、小夜鳴き鳥が」/"Odi, quel rosignolo"
クラウディオ・モンテヴェルディ/Claudio Monteverdi(1567-1643)
・「私は見捨てられた皇后」"Disprezzata regina"(歌劇「ポッペアの戴冠」より)
・「アリアンナの嘆き」"Lamentod'Arianna"他