通知

通知はありません。

佐倉フィルハーモニー管弦楽団

佐倉フィルハーモニー管弦楽団 第61回定期演奏会

2014年12月07日() 14:00 開演

佐倉市民音楽ホール千葉県

http://www.geocities.jp/sakura_ph_or/

ワーグナー タンホイザー序曲 / ベートーヴェン 交響曲第4番 / エルガー エニグマ変奏曲

佐倉フィルハーモニー管弦楽団

みんなのコンサートメモ

使い方は十人十色。
書いて、音楽をもっと好きになろう。

wish

聴きたい

気になるコンサートを
ブックマークしたい!

heard

聴いた

今まで聴いたコンサートを
覚えておきたい!

appeared

出演した

演奏した時の経験を
次に活かしたい!

コンサートについて

コラム:ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 作品60
 かつて、この曲を「アポロ的な要素とディオニソス的要素が拮抗している」と、ある人が評していたのを聞いたことがある。 「ベートーヴェン好きにとっては、そこがたまらなく好きなのだ。」とも・・・。
 しかし、そんな言葉を蹴飛ばしてしまったのが、カルロス・クライバーの演奏だった。 今や、地上的・享楽的で快速な演奏スタイルが主流になっている。 しばしば、ベートーヴェンの音楽はロックンロールに例えられることがあるが、まさにそういう感じで、 大衆の湧き立つような自由への賛歌に満ち満ちている。今から200年前の演奏会場の雰囲気が、 一般的にどんな感じだったのかわからないが、現在主流となっている演奏解釈に対して、 気違い染みた興奮を感じると同時に、聞いた後に、お祭り騒ぎ後の空っぽの虚しさを感じてしまうのは私だけだろうか。
 ベートーヴェンの音楽について、かつては、苦悩から歓喜へといった精神性が強調され、 現代的な解釈においては、当時、勃興しつつあった市民社会のエネルギー爆発の力が支配的になっているが、 この曲は淀みなく暖色系のエネルギーを、辺りいっぱいに発散している。
 また、モーツアルトにおいては、一定の形式観の中で、民衆の素朴で天真爛漫な雰囲気(歓びと悲哀) が微風のように反映されているのに対して、ベートーヴェンにおいては、大衆という新しい視点が反映されている。 すなわち、人間性の解放と、自我を満たすことのできる自由というものの歓びを得ると同時に、それと引き換えに失わなければならないもの・・・。 その到達点である第9交響曲においては、その苦々しい側面をも突き抜けて歌いきることになる。
 だから私の場合は、交響曲第4番を聞いた後に、必ずと言ってよいほど第9交響曲を聞きたくなる。
(佐倉フィル 広報担当)

コンサート情報の編集・削除

ログインして、編集・削除する

PRおすすめのコンサート

ピョートル・アレクセイヴィチ ピアノリサイタル

ピョートル・アレクセイヴィチ ピアノリサイタル

icon 2025/02/07 19:00

icon

ポーランド出身の注目のピアニスト、ピョートル・アレクセイヴィチのピアノリサイタル

ヴァイオリニスト田島奈央子リサイタル

ヴァイオリニスト田島奈央子リサイタル

icon 2025/02/09 14:00

icon

様々なコンサートホールでヴァイオリンのリサイタルを行っています!聴きやすく楽しんでいただけるプログラムを心がけております!

高橋里奈プレミアムサロンコンサートシリーズ

高橋里奈プレミアムサロンコンサートシリーズ

icon 2025/01/30 19:00

icon

ドイツ・ベルリンにて学び、イタリアやアメリカなどでも活動する国際的ピアニスト高橋里奈が奏でるベーゼンドルファーの響きをお楽しみください。

池上ウインドアンサンブル 第42回演奏会

池上ウインドアンサンブル 第42回演奏会

icon 2025/01/26 13:30

icon

色彩豊かで情熱的な「ガイーヌ」を大メイン曲に、華やかな旋律が溢れる創団40周年の演奏会。国民的アニメ特集も。響き渡る音楽をお楽しみください!

Hamamoto Orchestra Project 第4回公演

Hamamoto Orchestra Project 第4回公演

icon 2025/01/25 18:00

icon

ベートーヴェンツィクルス第4弾!交響曲第4番・第7番を演奏いたします♪