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東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団

第47回オーケストラ定期演奏会

2018年07月28日() 14:00 開演

東部フレンドホール東京都

http://www.kt.rim.or.jp/~otakesan/furt.htm

ジョスカン・デ・プレ(編曲:野口剛夫): レクイエム(オケゲムの死に寄せる挽歌)[世界初演] / モーツァルト フルート協奏曲第2番ニ長調 / ブルックナー 交響曲第3番ニ短調(シャルク改訂 1890年版)
ジョスカン・デ・プレの「レクイエム」は、15世紀の後半にジョスカンの師匠であるヨハンネス・オケゲムの死に際して書かれた5声部の無伴奏作品「オケゲムの死に寄せる挽歌」を、2018年に野口剛夫がニ菅編成のオーケストラに編曲したものです。今回の演奏が世界初演です。

東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団

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コンサートについて

「人は芸術作品に没頭せねばならない。没頭するとは愛することにほかならない。愛とは品定めや較べたりすることのまさしく対極にある行為であり、比較を絶したかけがえのない本質を見抜く。」
 上のような言葉を生前のフルトヴェングラーがたくさん書き残していたということをご存知でしょうか。しかし「没頭」「愛」と言うのは簡単でも、音楽の営みにおいてその意味を深く感じられる人は、今どのくらいいるのでしょうか。
 音楽家が巷に溢れ、音楽を聴いたり学んだりする機会もふんだんにある昨今ですが、ときおり私は、現代人が音楽に対しもはや真正面から向き合う姿勢を喪失しつつあるのかもしれないと思うことがあります。そこからの回復の鍵がフルトヴェングラーの残してくれたものの中にあるのではと考え、この研究会は設立されました。
 フルトヴェングラーには主著『音と言葉』をはじめとして多くの著作があり、そこには鋭い文明批評がみられます。また120を超える、流行とは無縁の内実ある作品を残した作曲家でもありました。これらの語るところに耳を傾ければ、私たちはただ音楽を聴くのではなく、自ら音楽を学び、奏で、語っていかなければならないと強く感じざるを得ません。
 当研究会は、このような問題意識に立って、フルトヴェングラーに関する講座や演奏会を開催してきました。
 当研究会の付属管弦楽団は1995年の設立で年間3回の定期演奏会を開催し、フルトヴェングラーの精神に迫らんとする演奏を繰り広げており、プロアマ問わず随時メンバーを募集しております(練習は毎週土曜日の13-17時)。また、2018年より合唱団も設立され、12月1日にはベートーヴェンの第九交響曲を演奏するにあたり合唱メンバーを募集しています(練習は毎週水曜日の19-21時)。詳細はお気軽に研究会までお問い合わせください。

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