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スティルス・ファンタスティクスの妙技
ファンタジーと霊感に導かれた17世紀ドイツ・オーストリア音楽
2019年04月13日(土) 15:00 開演
日本キリスト教団本郷教会(西荻窪) (東京都)
D.Buxtehude:
Triosonata Violin, Viola da gamba
D.ブクステフーデ:ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのトリオソナタBuxWV255変ロ長調、ヴィオラ・ダ・ガンバとヴィオローネ、通奏低音のためのトリオソナタBuxWV267ニ長調、J.P.クリーガー:ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのソナタ第6番イ短調、A.ベルターリ:ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのソナタa2ニ短調、J.H.シュメルツァー:ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのトリオソナタ第9番イ短調、H.I.F.v.ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3番ヘ長調、J.J.フローベルガー:カプリッチョ in d FbWV503
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コンサートについて
スティルス・ファンタスティクスとは、17世紀イタリアのカンツォーナに起源を持ち、ドイツ・オーストリアを中心に高貴な作曲技法として流行した、作曲家の自由な発想と創造性に富み、あらゆる制約から解放された様式。当時の音楽理論家マッテゾンは「霊感に導かれ…。さっと動いたかと思えば、次の瞬間にはためらう。拍は拍子からずらされ、小節線も曖昧になる。聴衆を喜ばせ、不意をつき、驚きを生み出す…。」とこの様式について表しています。器楽奏者はその技巧を駆使して自らの即興性で作品を紐解き紡ぎ出し、聴衆の内なる情熱を引き出します。その一方で哀愁を漂わせ、日本人の心に響く「渋さ」や「懐かしさ」が感じられるでしょう。
本公演の目玉は「17世紀イタリアバロック様式のポジティフオルガン(石井賢氏所有)」です。これは17世紀当時の建造方法に忠実に則って作られた極めて希少な楽器で、電動ではなく人力による「ふいご」によって送風され、17世紀イタリアの独奏曲や通奏低音楽曲はもちろん、ブクステフーデのオルガン曲などイタリア起源の幻想様式の楽曲にも最適とされます。今回のプログラムはそのイタリア起源の幻想様式の楽曲であり、バッハを始めとする18世紀ドイツ音楽発展の一端を担う重要な作品群です。
このオルガンについては開演前(14:45~)に石井賢氏によるプレトークが行われますのでどうぞお楽しみに。
2017年夏に結成したアンサンブル“SONUS et CORDIS“。SONUSとは音、CORDISとは心という意味で「音で心を揺り動かす、心に抱いた情感を音にする」それらを奏者と聴衆で共有したいと願い命名しました。メンバー各々の技術と知識を持ち寄り、音と心を皆様と共に紡げますことを願っております。
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