ムジカ・バロッカ古歌
【公演延期】17世紀ヴェネチアの音楽〜ヴェネチアの風
2020年03月14日(土) 14:00 開演
https://www.facebook.com/events/540943299843539/
Castello.D.:
Sonata Quarta A Due Soprani
/
Marini.B.:
Sonata sopra "La Monica"
/
Cavalli.F.:
《La Calisto》"Dunque Giove immortale”
/
Cavalli.F.:
《La Calisto》"Sien mortali, o divini"
/
Strozzi.B.:
Cantata "Che si può fare"
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Strozzi.B.:
Serenata con violini "Hor che Apollo"
他
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コンサートについて
新型コロナウイルス感染症影響に伴う 公演延期のお知らせ
3月14日(土)に開催を予定しておりました「17世紀ヴェネチアの音楽〜ヴェネチアの風に吹かれて」は、現在発生している新型コロナウイルス感染症に関する状況を鑑み、ご来場いただく皆様および出演者の健康を守ることを第一に考慮した結果、延期することといたしました。楽しみにお待ちいただいておりました皆様には、大変申し訳なく謹んでお詫び申し上げます。延期後の開催時期につきましては、皆さまに安心してお出かけいただけるようになる頃にしたいと考えております。決定次第改めてご案内いたします。
すでにチケットをお求めの方へは払い戻しをいたしますので、関係者へお声がけください。
ルネサンスの時代、イタリア音楽の中心は教皇庁の総本山ローマでした。しかしローマの政治力が弱体化した16世紀半ばにはその求心力が弱まり、政治的権力やそれにともなう文化の中心は他の都市に分散するようになりました。ヴェネツィアの音楽史はまさにその時期に花開いたのです。そうして、ルネサンス末期にサン・マルコ大聖堂の建築を活かした複合唱様式はピアノとフォルテの対比をダイナミックに生み、劇的なバロック音楽のあけぼのへと音楽史を進めます。17世紀に入るとオペラ劇場が次々と建てられます。そこで多く劇的な作品を書いたのが、サン・マルコで楽長も務めたフランチェスコ・カヴァッリであり、カヴァッリの弟子であった女性の歌手バルバラ・ストロッツィも多くの斬新な歌曲を書きました。またビアージョ・マリーニやダリオ・カステッロは、モンテヴェルディ時代のサン・マルコのヴァイオリニストとして活躍しています。17世紀前半のヴェネツィアはそのように聖と俗の両方の音楽シーンで、ローマとはまた異なった、劇的で、即興的、かつ自由な作品を次々と生んでいくのです。アドリア海にいだかれ、運河がめぐるこの街に流れた調べをご堪能いただければ幸いです。
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