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【開催延期】ビクトリア合唱団
名古屋ビクトリア合唱団第21回定期演奏会
2020年05月31日(日) 18:00 開演
http://victoria.collegium.or.jp
T.L.de ビクトリア:
Magnificat
/
:
Salve Regina
/
J.S.バッハ
Jesu,meine Freude
/
木下牧子
混声合唱組曲 ティオの夜の旅
2020年5月31日(日)に予定しておりました「名古屋ビクトリア合唱団第21回定期演奏会」は、
新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を踏まえ、開催を延期することといたしました。
今後の予定等につきましては、決まり次第お知らせいたします。
ご理解を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
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コンサートについて
連続演奏を続けているT. L. de ビクトリア作品から2曲を取り上げます。
1曲目の“Magnificat”は1581年にローマで発表された作品です。テキストは「ルカによる福音書」に書かれた、受胎告知を受けたマリアの言葉。定旋律と合唱が交互に現れながら、マリアの喜びと神への賛美が高らかに歌われます。
2曲目は聖母マリアへの賛歌として知られる“Salve Regina”(めでたし元后)。ビクトリアが書いた“Salve Regina”のうち、今回は1576年にヴェネツィアで出版された8声編成の作品を取り上げます。対比的に作曲された第1コーラスと第2コーラスが次々と歌い交わし、最後は8声全ての豊かな響きの中で乙女マリアを讃えます。
J. S. バッハ/Jesu, meine Freude
バッハの現存するモテットの中で、最も長大な作品です。全11曲からなるこのモテットの歌詞は、ヨハン・フランクによるコラールの詩節と、「ローマの信徒への手紙」の聖句によるもの。そして音楽は、フーガで書かれた第6曲を中心として、同じ特徴を持つ楽章が第1曲目と第11曲目、第2曲目と第10曲目というように、同心円状に配置され、完璧な対称構造を形作っています。「イエスよ、我が喜び」とキリストへの信仰を篤く表現した、バッハの代表作品です。この曲は通奏低音とともに演奏されることもありますが、今回はアカペラ(5声編成)でお届けします。
木下牧子/混声合唱組曲「ティオの夜の旅」
混声合唱組曲「ティオの夜の旅」は、木下牧子氏の代表作の一つとして広く知られています。
組曲を構成する5つの詩は、作家 池澤夏樹氏の詩集「塩の道」から選ばれたもの。舞台は南太平洋の海と島々です。
「光あれ」という冒頭の詩が象徴するような、洗練された美しい和声が紡がれる1曲目の「祝福」。続いて、島の風景が時に神秘的に、時に躍動的に、魅力溢れる音楽で描かれます。終曲は表題にもなっている「ティオの夜の旅」。「ティオ」は、池澤夏樹氏の短編小説集『南の島のティオ』にも登場する少年です。ティオが南の島を冒険して駆け回っているような、躍動するリズムと疾走感に溢れる作品で締めくくられます。
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