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Navis Orchestral Winds
vol.3演奏会
2022年03月13日(日) 16:00 開演
保科 洋
復興
/
ナイジェル・ヘス
イーストコーストの風景
/
長生 淳:
翠風の光
【復興/保科 洋】
ヤマハ吹奏楽団創立50周年記念作品であり、同楽団の歴史と伝統、そしてさらなる未来への飛躍をイメージして作曲された。
2009年作曲、2010年初演の作品であるが、2011年の東日本大震災からの復興というイメージに結びつけて語られることも多く、吹奏楽コンクールでは2012年以降取りあげられる機会が急増している。
序奏で提示される苦悩や嘆きを思わせる主題は時に激しく、時に感傷的に展開していき、最後には明るい未来を期待させる輝かしい旋律となる。
【イーストコーストの風景/ナイジェル・ヘス】
アメリカ東海岸の自然や人々のくらしの情景を3つの楽章からなる組曲に仕立て上げた絵画的な楽曲である。
1.シェルター・アイランド
夏のリゾート地として名高いシェルター・アイランドであるが、ヘスは自らの体験をもとに同地での冬の思い出を描いている。
2.キャッツキルズ
ニューヨーク州北部に位置するキャッツキル山地の雄大な自然が厳かなコラールで描写される。
3.ニューヨーク
“人種のサラダボウル”とも形容されるほど多様な人と文化が共生する街・ニューヨーク。
その喧騒と活気がそのままに音として表現される。
【翠風の光/長生 淳】
爽やかな初夏の情景を思わせる4楽章構成の吹奏楽作品で、「四季連禱」と題された4部作の第3作にあたる。
作曲者曰く、第1から第3までの楽章は「夏という喜ばしい季節に到るまでの心の道筋」「時に嘆き、悲しみ、あるいは憧れを抱き、あるいはそこへ向かって進もうとする、といった気持ちの流れ」を描いているという。
第3楽章からアタッカで(連続して)演奏される第4楽章では、輝かしい夏の陽光や緑、心地よい風、そしてこの季節を迎えた喜びが躍動的に描写される。
2002年ヤマハ吹奏楽団委嘱作品。
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コンサートについて
「演奏機会の少ない吹奏楽の難曲・名曲に挑戦したい。」
そんな思いを共有する福岡の大学生を中心として企画された、吹奏楽の演奏団体です。 大学の吹奏楽団では編成規模や楽器の都合、練習時間などの制約からなかなか演奏できない楽曲に挑戦することができるのは、 公募型の企画団体ならではの良さです。
“Navis”はラテン語で「船」を意味する言葉であり、 様々なバックグラウンドを持ったメンバーが参加する楽団を、多様な人々が同乗し交流する「船」になぞらえています。
今回のメイン曲は長生淳の『翠風の光』。
『四季連禱』4部作の"夏"に相当する作品としてヤマハ吹奏楽団の委嘱により作曲されました。
その他、『復興(保科 洋)』『イーストコーストの風景(ナイジェル・ヘス)』の2曲を演奏します。
吹奏楽ならではの魅力がつまったプログラムをぜひお楽しみください。
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