クセナキスと舞

【みどころ】

META - XENAKIS 「クセナキスと舞」
生涯「能」に憧れていたというクセナキス、音楽に宇宙を描き、常に未来を向いていた。限界へと挑み続けながら、一体どんなことを達成したかったのだろうか。 人間の歴史と共に「音楽」のルーツを辿ると必ずそこには「舞」(dance)がある。 音、楽器、リズム、風土の中で生まれたステップを人は本能的に繰り返す。音と共に、瞬間で生まれては消え、生命力となり、生きた証として伝承される。 大作「プレイアデス」もダンスのために書かれた作品である。私たちの体に宿る様々な血は、頭では分析し切れない未開の樹海。 その真髄を見つめ、時を刻み、多様性を持ちより、共感し合う。

ヤニス・クセナキス (1922-2001)
ルーマニア生まれのギリシャ系フランス人の現代音楽作曲家、建築家。 アテネ工科大学にて建築と数学を学び、
反ナチス・ドイツのレジスタンス 運 動 に 加 わ り 、銃弾を受け傷を追い左目を失う。アメリカへ亡命しようと立ち寄ったパリに定 住、生涯の大半をフランスで過ごす。1948年より建築家ル・コルビュジエの下で学び、ブリュッセル万国博覧会(1958年)でフィリップス館の建設に携わる。日本万国博覧会の鉄鋼館スペース・シア ターにて『響・花・間』(ヒビキ・ハナ・マ 1969年)という360度再生を伴う電子音楽を発表。1997年に京都賞思想・芸術部門を受賞し来日。

プログラム


『響・花・間』 Hibiki Hana Ma (1969)
寒河江勇志(音響デザイン)+ 須藤崇規(映像)

『エンベリ』 Embellie (1981)
般若佳子(ビオラ)+ 北井千都代(ダンス)

『ルボンと舞』 Rebonds a.b. (1978)
中所宜夫(能舞) + 加藤訓子(パーカッション)

『プサッファ』 Psappha (1975)
中村恩恵(ダンス) + 加藤訓子(パーカッション)

『プレイアデス』 Pléïades (1979)
inc.percussionists
I. Mélanges - mixtures(総合)
II. Métaux - metals - sixxens(金属)
III. Claviers - keyboards(鍵盤)
IV. Peaux - skins(太鼓)

東 廉悟・齋藤綾乃・篠崎陽子・戸崎可梨・富田真以子・中野志保・新野将之・藤本亮平・古屋千尋・細野幸一・眞鍋華子・三神絵里子・横内 奏・濱仲陽香


【出演者】
加藤訓子(パーカッション)
中所宜夫(能舞)
中村恩恵(ダンス)
般若佳子(ビオラ)
北井千都代(ダンス)

inc. percussionists
東 廉悟・齋藤綾乃・篠崎陽子・戸崎可梨・富田真以子・中野志保・新野将之・藤本亮平・古屋千尋・細野幸一・眞鍋華子・三神絵里子・横内 奏・濱仲陽香

入場・チケット購入

  • 一般:5,000円
    U-25:3,000円(要身分証提示)

  • 購入方法

    【SAFチケットセンター】
    電話・窓口・オンライン
    0570-064-939
    (休館日を除く10:00 ~ 19:00)

    【電子チケット】
    https://teket.jp/314/11433

    チケット販売期間
    5月12日(木)公演
    2022/3/26(土) 00:00 〜5/12(木) 17:00

    5月13日(金)公演
    2022/3/26(土) 00:00 〜5/13(金) 17:00

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