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二人椀久のラプソディ
日本舞踊とピアノが出会うⅡ
2022年09月03日(土) 14:00 開演
https://mijimuji.jimdofree.com/
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コンサートについて
歌舞伎舞踊の古典「二人椀久」に描かれた男の落魄、悲哀、夢の中(だけ)の幸福、目覚めた時の喪失…をガーシュインの「ラプソディインブルー」やフォーレに乗せてピアノ、ソプラノ、語り、そして日本舞踊でお届けしようという企画。
前回のこの企画「悲哀と幻想」も、ベートーヴェンの「月光」と「隅田川」を重ねたもので、幸いご好評をいただきました。
「二人椀久」:城を傾けるほど魅力的だから傾城(けいせい)と呼ばれる遊女。大阪は新町の傾城・松山に恋してしまった豪商の跡取り・椀屋久兵衛、通称椀久。あまりの散財に勘当され、座敷牢に閉じ込められてしまう。だが、松山恋しさが募り、狂ったか座敷を抜け出し、さまよい歩き、いつしか眠り込んでしまい、夢で松山に逢う。そこでは松山も椀久に会いたさで、椀久が着ていた羽織を身に当て、片袖を椀久だと思って眺めていた(=二人の椀久)。楽しかった日々を次々と思い出す椀久。しかし夜明けとともに松山の姿は薄れ、後には松風の音が残るばかり…。1774年初演の歌舞伎舞踊、長唄の古典です。今回はこの世界を、新たな抒情をめざしてお届けします。
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