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教会暦で巡る初期ルター派のビチニウム
第4回 四旬節:キリストの苦難と死を思う
2023年02月25日(土) 11:20 開演
16世紀中ごろから17世紀中ごろまでに出版された「ビチニウム」から、今回は「四旬節」にまつわる楽曲をとりあげます。
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コンサートについて
カトリックから破門され自身の会派を持つことになったマルティン・ルターの影響の大きな地域では、16世紀から18世紀にかけて「ビチニウム」と称される2声のポリフォニーがたくさん出版されています。
それらの出版物にはたくさんの宗教曲、世俗曲が収められていますが、宗教曲は教会暦順に並べられていたり、聖書の引用箇所を付記しているものが多く、実際の典礼でも用いられていたことがうかがえます。
本コンサートシリーズでは、まずは教会暦のはじまる待降節からはじめ、1年かけて教会暦に沿ってビチニウムをとりあげてゆきます。
演奏は、長井舞 (リコーダー)、坂本卓也 (バロック・ヴァイオリン) の2名。
最小編成のポリフォニー「ビチニウム」。このうえなく地味なコンサートとなりますが、お付き合いいただければ幸いです。
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