大阪万博から生まれた音楽で河内を歩く

見る音楽・聴く美術

2023年10月09日() 16:00 開演

東大阪市文化創造館 多目的室大阪府

リュック・フェラーリ 細胞75 / ヒョナ・クウォン: The sun / 岡田智則: パンドラの丘
1. 細胞75
戦後、録音技術の普及によりクラシックの作曲家たちは、録音技術を使用した作曲を試みるようになりました。音楽は普通「ドレミファソラシド」を使って作られますが、水の音や人の話し声など、生活の中に存在する音も音楽の素材として取り入れられるようになります。「細胞75」はそのような環境音と楽器演奏が組み合わさってできた音楽で、楽器演奏だけでは味わえない音の響きを楽しんでいただけたらと思います。

2. Sound of drawing The Sun
1970年の大阪万博で行われた活動は、音楽の固定概念を超えた芸術表現として美術の世界で広まり、関西を中心にインスタレーションといった作品がブームになります。本公演ではアクースモニウムと呼ばれるたくさんのスピーカーを使用した新しい「楽器」で美術作品を上演します。大阪が作り上げた芸術の繋がりをお届けいたします。

3. パンドラの丘
録音技術の使用や音の空間表現など、テクノロジーを使用した音楽はすべて大阪万博で発展しました。今回はその技術を使用して、東大阪市をPRする音楽を作曲しました。「クラシック音楽の聖地大阪!」として、地元の文化に誇りが持てる演奏会を目指します。上演中は、音の空間移動を楽しんでいただくために、指定のお席だけでなく、好きな場所で自由に移動しながらお楽しみください。

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コンサートについて

〜大阪はクラシック音楽発展の聖地!〜親子で楽しめる体験型のコンサート
現在大阪では、2025年に開催される「2025年日本国際博覧会」に向けて盛り上がっております。それに因んで、「大阪で発展したクラシック音楽」をテーマにお届けします。1970年の「大阪万博」では多くの作曲家が大阪に集まり、様々な実験が行われ、クラシック音楽にたくさんのジャンルが誕生していきました。本公演では、「大阪万博」で生まれた音楽で生駒山の麓にある河内地域をめぐってみたいと思います。

演奏会の特徴
1、アクースモニウムとは?小さなお子様でも自由に楽しむことができる音楽鑑賞。
音楽における空間表現を行うための楽器です。たくさんのスピーカーを設置することで開場全体に音が動き回ります。本公演では、演奏に加えて動き回る音を楽しんでいただきます。そのため、じっと椅子に座って聴いていなくても大丈夫!好きな場所で自由に音楽鑑賞を楽しんでください。

2、非日常の体験ができる演奏会
本公演は、アクースモニウムによる空間表現だけでなく、私、作曲家による作品の世界初演や美術作品を上演いたします。演奏会終了後には、実査に開くースモニウムに触って、音の空間表現を体験していただくコーナーも設けています。ただ演奏を聴くだけでなく、実際に触れることで動き回る音を楽しんでください!

3、大人も楽しめるクラシック音楽
本公演は、1970年に行われた「大阪万博」をテーマにしています。数多くの電子技術の登場によって、クラシック音楽がどのように変化し、発展していったのかを体験していただきます。日頃聴くことができない音楽に触れることができるため、知識を深めたい方にもオススメです。

プログラム
1、細胞75(作曲:リュックフェラーリ)
2、The sun(制作:ヒョナ・クウォン 美術作品)
3、パンドラの丘(作曲:岡田智則 世界初演)

出演
・岡田智則(作曲・アクースモニウム)
・ヒョナ・クウォン(美術)
・西川ひかり(ピアノ)
・流田哲登(打楽器)

機材協力
hirvi事務局

助成
・公益財団法人朝日新聞文化財団
・公益財団法人かけはし芸術文化振興財団

・料金は、当日受付にてお支払いください。先払いご希望の方はチラシのQRコードからお支払いください。
・学生・18歳以下の方は無料です。当日受付にてお申し出ください。

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