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北岸恵子ピアノリサイタル
プレリュードの世界
2024年04月27日(土) 14:00 開演
ピアノ: 北岸恵子 / ピアノ: 山下大樹 / フルート: 山本厚志
フレデリック・ショパン
24のプレリュード Op.28
/
ジョージ・ガーシュウィン
3つのプレリュード
/
パルムグレン
24のプレリュード
/
クロード・ドビュッシー
前奏曲集
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コンサートについて
プレリュードpreludeは、その日本語訳「前奏曲」で表されるように、「何かの前に演奏される楽曲」を指す。ところが本日は演奏するプレリュードは、その後のメイン曲がない。前奏曲だけが集まっている曲集をどのような意図で作曲してまとめるか、それは作曲家に任される。そして、それらをどのように聴かせるか、これは演奏家に任されているように思う。ショパンの「24の前奏曲集Op.28」を中心にした本日の「プレリュードの世界」、どのように感じていただけるか、それは皆様にお任せして、私と一緒に「プレリュードとは何?」と考えていただけたら幸いである。ショパンの「24の前奏曲集Op.28」は、J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集に触発されて作曲されたと言われている。平均律クラヴィーア曲集は、1オクターブ(周波数にして2倍)を12に均等割りして半音とする平均律を利用して、長調、短調、計24の異なる調性における変奏曲とフーガから成り、第1巻と第2巻がある。ショパンの24の前奏曲にはフーガはないが、同じく24の異なる調で書かれている。バッハの平均律は各プレリュードとフーガで完結していて、1曲だけでも聴き応え、弾き応えがあるが、ショパンの前奏曲集は各曲が短いため、全曲演奏しても約40分である。
今回はショパンがインスピレーションを得たバッハの平均律クラヴィーア曲集に敬意を表して、第1巻第1番のプレリュードを基にしたグノーの「アヴェ・マリア」、さらにガーシュイン、パルムグレン、ドビュッシーという全く異なる国々の作曲家達の前奏曲集を取り上げる。余り演奏されない楽曲もあるが、短編小説や詩、ないしは俳句や短歌のような感覚でこれらを聴いていただけるコンサートにしたい。
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