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歌舞伎から派生し、女性による舞踊が加わった「リズミカルな踊り・やわらかな舞・しぐさ」の三つの要素を持つ日本舞踊。
近代に入ると歌舞伎から独立し、プロの日本舞踊家が多数生まれて活躍。舞踊と音楽の美しさだけでなく物語性も楽しめる洗練された芸術が多くの人を魅了し、伝統芸能の一大潮流を築きました。
その豊かな世界を全国にお届けする「日本舞踊キャラバン」、今年は福岡公演でツアーの最後を飾ります。
人間国宝・井上八千代(京舞井上流家元)を始め、宝塚歌劇団出身の花柳まり草など第一線で活躍中の日本舞踊家、一流の邦楽演奏家、舞台を盛り上げる衣装や大道具などのスタッフ、総勢約80名がこの公演のために集結。生演奏による1日限りの特別な舞台をお届けします。
予備知識がなくても大丈夫。伝統芸能に造詣の深い落語家・桂吉坊が、見どころを楽しく解説します。
豪華な衣装やセット、美しい舞、情緒的だったりコミカルだったりする物語の楽しさは見ているだけで引き込まれてしまいます。楽しく煌びやかな日本舞踊の世界をぜひご体験ください!
プログラム
長唄「君が代松竹梅」
松、竹、梅のめでたさを綴った作品です。荘重な趣から松に因んだ行事や羽衣伝説の羯鼓の振り、続いて、雪にも負けない竹に恋の道を重ね、のちに梅の花にたとえた女心などを描いていきます。
長唄「二人椀久」
椀久とは大坂の豪商椀屋久兵衛の通称。椀久は新町の遊女・松山と深くなじみ、豪遊を尽くしたために、座敷牢に閉じ込められ、松山恋しさのあまりに発狂しました。この曲では椀久が牢を抜け出しさまよい歩くうちに恋しい松山の幻を夢に見、共に舞い踊ります。そして…。
長唄「連獅子」
獅子の父子の情愛と勇ましさを描いた歌舞伎舞踊屈指の名作です。前半は狂言師が獅子の子落し伝説 ─ 我が子を谷底へ落し、這い上がってきた強い子だけを育てる ─ を描写し、後半は獅子の父子が毛振りをするなど勇壮な姿を見せます。前場と後場の間に胡蝶の精の愛らしい踊りもあります。
出演者
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井上八千代
日本舞踊
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泉紀三助
日本舞踊
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泉民恵
日本舞踊
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花柳恵美近
日本舞踊
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花柳輔三紫
日本舞踊
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藤間勘志龍
日本舞踊
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花柳三枝君
日本舞踊
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吾妻濤穂
日本舞踊
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若柳薫子
日本舞踊
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花柳吉史加
日本舞踊
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藤間蘭黄
日本舞踊
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花柳達真
日本舞踊
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花柳まり草
日本舞踊
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水木紅耶
日本舞踊
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司会(落語家)
入場・チケット購入
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全自由席(税込)
一般6,000円
【当日窓口にて販売】高校生以下 1,000円 U25(25歳以下)3,000円 -
チケット発売日
2024/08/30
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購入方法
チケットぴあ(Pコード:527-975)
問い合わせ
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電話番号
03-3533-6455
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