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タリヘーレ三重奏団 演奏会
テオドール・デュボワ没後100年記念演奏会
2024年09月22日(日) 14:00 開演
http://www.zh.em-net.ne.jp/~tarihere/ensoukainoyotei.htm
テオドール・デュボワ
プロムナード・サンティマンタール
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テオドール・デュボワ
ピアノ三重奏曲第1番ハ短調
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テオドール・デュボワ
ピアノ三重奏曲第2番ホ長調
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コンサートについて
フランス近代音楽史の中で、多くの人々の頭に残っている事件、それは「ラヴェル事件」。フォーレの弟子で、既に名を成していたラヴェルが、ローマ賞コンクールで落選したことでちょっとした騒ぎとなり、審査にあたったパリ音楽院院長テオドール・デュボワが解任され、後任の院長にフォーレが就任することでパリ音楽院は改革されていった、というのが一般の言われている「ラヴェル事件」です。しかしこれは、嘘の歴史といえます。デュボワは、実際には、ラヴェルがローマ賞コンクールで落選するよりも数か月前に、作曲の自由を求めて院長を辞任すると公言していたからです。しかし、この歪められた歴史は独り歩きし、近代派のフォーレ礼賛の嵐によって保守的なデュボワは歴史の舞台から消え去ることになってしまいました。忘れ去られた作曲家テオドール・デュボワ。
しかし、近年デュボワの音楽は再評価されつつあり、歴史の表舞台に再び登場してきました。今年はデュボワ没後100年にあたります。フォーレも同年に亡くなっているため、フォーレの陰にかくれてしまったデュボワですが、フォーレとは異なった魅力に溢れたデュボワの音楽を、この機会に紹介したいと思います。
デュボワの人生や音楽についての詳細は、『忘れられた作曲家テオドール・デュボワ』が刊行されますのでそちらを参照してください。本書はコンサート公式サイトで紹介しています。ご覧ください。
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