新交響楽団 第267回演奏会

2024年10月12日() 18:00 開演

すみだトリフォニーホール 大ホール東京都

https://teket.jp/3558/36421

指揮者: 坂入 健司郎 / 演奏: 新交響楽団

ルトスワフスキ 小組曲 / ヤナーチェク 歌劇「利口な女狐の物語」組曲 / ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調

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コンサートについて

☆小中高大学生、大学院生、専門学校生、29歳以下の方 無料ご招待します☆
こちらからお申込みください(10/11 23:59まで)
https://forms.gle/ZqJJZR933uZAodx87
ユース券を0円で発券できるクーポンコードを送付いたします。

【聖堂に満ちる響き-オルガニスト・ブルックナーの交響曲】
ドナウ川に面したオーストリア・リンツの南郊にある聖フローリアン修道院。ここでオルガニストをつとめていたのがアントン・ブルックナーです。当時は著名なオルガン奏者でしたが作曲家としては「遅咲き」で、最初の交響曲を上梓したのは40を過ぎていました。
ワーグナーに献呈した第3番の後、大きな評価を得たのが今回取り上げる第4番です。「ロマンティック」のタイトルは本人が書簡の中で用いた表記によりますが、このタイトルと親しみやすさで、9つの交響曲の中では演奏頻度が最も高い作品となりました。聖堂内の空間を満たすオルガンの響きを想起させるコラールはこの作曲家の特徴ですが、壮大な残響の後のゲネラルパウゼ(総休止)が印象的で、第2番の初演の際には「総休止交響曲」などと揶揄されたことも。

ウィーンから北東へ約200km、同じくオーストリア=ハンガリー帝国(現チェコ)の小村に生まれたヤナーチェクの「利口な女狐の物語」は、ブルノの新聞に連載された「絵物語」に題材を得たオペラで、寓話的な要素に富む色彩豊かな作品。今回はターリヒ、イーレクの版から抜粋しました。ルトスワフスキは今年で没後30 年を迎えますが、民族楽器の笛の響きを模した冒頭が印象的なフヤルカ他、全4曲からなる作品です。(K.I.)

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