コジ・ファン・トゥッテは、3時間近い、長いオペラですが、芝居パートを日本語で、現代風にアレンジして、歌唱は原語で演奏することで、半分の時間で上演するハイライト公演でした。オペラの魅力を損なわずに、短時間にまとめることで、気軽に聴けるオペラになっていました。字幕ナシでも、ストーリーが解り易かったです。
歌手の至近距離でオペラを観たのは初めてでしたが、すごい迫力でした!
いつもは、客席から見えない位置にピアノが配置されていて、ピアニストさんの使っている楽譜を見ることはないですが、この公演では、楽譜がよく見える位置にピアノが配置されていました。楽譜の厚さが百科事典並で少々ビックリしました!オペラ1公演で、ピアノ・ソナタ3〜4曲分に匹敵する演奏をしている、と実感しました。