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幼い日に見た甘美な悪夢の余韻。
會田瑞樹の創作は聞くものにどこか「懐かしさ」と、どこかほのかに漂う新鮮味、あるいは底知れぬ「仄暗さ」を伴う。會田は自身の創作について3つの言葉で解き明かす。「情念」すなわち、人間の底知れぬ感情の噴出。「土俗」すなわち、根源的な生の衝動。「遭遇」すなわち、様々な文化が出会い縺れ合い昇華する。これまでに日本のみならず、インドネシア、タイ、リトアニアといった海外での新作発表も精力的に行い、多くの反響を得てきた。
第一部のテーマとなる「ことばのエチュード」は世界の言語の差異を用いながら、ちぐはぐさの中にある不可思議な居心地を探求する。続く第二部、《北原白秋のまざあ・ぐうす》は昨年から継続して作曲を続けている「ワークインプログレス」の音楽作品。新たにテノール、クラリネット、コントラバスが加わることで、物語の実像がより明らかとなり、北原白秋が夢見たまざあ・ぐうすの甘美な悪夢の表出が期待される。
プログラム
第一部《言葉》
會田瑞樹作曲による2024年新作。北原白秋が紡いだ幻の詩、《言葉》をモチーフに多彩な独奏が浮かび上がる。
第二部 北原白秋のまざあ・ぐうす
2023年以来の再演と新作を織り交ぜ、より世界観が強化されたまざあぐうすの世界を紡ぐ。
序曲「日本の子供たちへ」/母鵞鳥の歌/駒鳥のお葬式/お月夜/天竺鼠のちびすけ/胡桃/ボンベイの太っちょ/6ペンスの歌/朝焼け夕焼け/文無し/ファウスト選手/とことこ床屋さん/あめあめいっちまえ/花壇に豚/日の照り雨/セントクレメンツの鐘/いばらの陰に/間奏曲(器楽合奏)/こみちにむすめ/月の中の人/10人の黒坊の子供/お月様の中のお人/クリスマスがきやすわい/蝋燭/ちっちゃなテイウイ/三月風よ/雨模様/気軽な粉屋/お籠のばあさん/ゆりかごうた/ねんねこうた/間奏曲(器楽合奏)/ハアトの女王/コケコッコ踊り/でんでんむしむし/お婆さんと息子/てんたう虫/暖かい麵麭/タッフィ/これこれ小粋な/ABC/ロンドン橋/ソロモングランディ/世界中のうみが/空はじめじめ/がぶがぶむしゃむしゃ/おらがお父は/お月様光る/泣け泣け赤ちゃん/北風吹けば/めくらおに/12の手遊び歌/おしまひ(全53曲)
出演者
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募集人数
10組20名さま
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応募締め切り
2024/11/15
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入場・チケット購入
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入場料一般2000円
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メールアドレス
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08060081297
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