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ラヴェルの声楽曲ととあまりピンとこない方も多いと思いますが、短めのオペラが2作、いくつかの声楽曲が残されています。
今回は、時計屋の女房が亭主の留守に男をとっかえひっかえ招き入れるドタバタ劇のオペラ「スペインの時」から数曲、また映画の劇中歌として依頼されたものの、実は他の作曲家にも依頼されており、最終的にボツになったという不幸な最後の作品「ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ」をお届けします。
ピアノ曲では「マザー・グース」を題材にして友人夫妻の子供に献呈した「マ・メール・ロワ」、第一次世界大戦で戦死した知人たちへの思い出に捧げられた「クープランの墓」。幼き者への愛情と、死者への哀惜という振幅を味わっていただけることと思います。
オール・ラヴェルのひととき、20世紀音楽として、色彩的な音楽表現、独自の和声感覚とともに、ドラマティックなストーリーテリング(ものがたり)の妙をお楽しみください。
入場・チケット購入
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入場料一般 前売・予約2500円高校生以下・障がいのある方2000円
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チケット発売日
2024/11/09
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購入方法
mijimusica@cocoro.uk
問い合わせ
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