オール・コールリッジ=テイラー 室内楽作品演奏会
2025年01月07日(火) 19:00 開演
https://forms.gle/Sj4rKNnKrUCvMDnF6
ピアノ、ナビゲーター(楽曲解説):
新原有紀子
/
ヴァイオリン:
遠井彩花
/
ヴァイオリン:
津田篤志
/
ヴィオラ:
伊佐泰一
/
チェロ:
小粥麻莉菜
/
ピアノ:
松盛敬
/
フルート:
伊藤玲央
/
クラリネット:
澤田璃咲
/
ファゴット、プロモーター:
佐藤朱夏美
/
ホルン:
渡邊昂太
/
ヴァイオリン:
杉山亮佑
/
ヴィオラ:
渡辺りん
/
チェロ:
𠮷田真莉愛
/
コントラバス:
大友響稀
/
ピアノ:
大西愛華
/
編曲、指揮(編曲初演):
佐藤圭
Samuel Corelidge-Taylor:
24Negro Melodies Op.59 No.8 The Bamboula
/
Samuel Corelidge-Taylor:
Piano Quintet, Op. 1
/
Samuel Corelidge-Taylor:
Nonet, Op. 2 "Gradus ad Parnassum"
/
Samuel Corelidge-Taylor:
African Suite, Op. 35 No. 4 Danse Nègre
/
Samuel Corelidge-Taylor:
Othello, Op. 79 No.4 The Willow Song
みんなのコンサートメモ
このコンサートに関するツイート
-
A.Tanabe
昨日1/7、今年初のコンサートは2人で中目黒(中目黒GTプラザホール)まで遠征🚊
「オール・コールリッジ=テイラー室内楽作品演奏会」ですべてサミュエル・コールリッジ=テイラー(あまり知られていない作曲家だそうです)の曲でした。
小編成の室内楽はやはりいいですね🎶 -
ConcertSquare / コンサートスクウェア
今日開催の話題のコンサートです。聴いた方は感じたことをコンサートメモに記録してみよう。
オール・コールリッジ=テイラー 室内楽作品演奏会
今日開催のコンサート一覧はこちら
使い方は十人十色。
書いて、音楽をもっと好きになろう。
聴きたい
気になるコンサートを
ブックマークしたい!
聴いた
今まで聴いたコンサートを
覚えておきたい!
出演した
演奏した時の経験を
次に活かしたい!
コンサートについて
【イギリス音楽に於いて、取り返しのつかぬ喪失】
サミュエル・コールリッジ=テイラー
ー1912年、無情な夏に散った悲劇の音楽家。
(1912年9月2日、テイラーの死を報じたくThe Bystander)掲載の見出しより。)
知れば知るほど、このコールリッジ=テイラーという人物が、当時いかに評価された人物であったのかを痛感させられる。
シエラレオネ人の父、イギリス人の母のもと19世紀イギリスに生まれた彼は、黒人差別も厳しい当時の情勢の中で、輝かしい才能を武器にイギリス音楽界で確固たる地位を築いてゆく。しかし、ある時期を境に自身の“混血黒人としてのルーヅ”を探すかのようにアフリカやアフリカン・アメリカンの旋律を収集し始め、多くの作品を後世に残した。
作曲家自身がまだ10代のうちに書き上げた、生命力に溢れるピアノ五重奏曲 作品1と九重奏曲 作品2。次に、アフリカの音楽への関心や彼の内なる自我のめざめを想起させる《アフリカ組曲作品35》より第4曲:黒人の踊り。そして、これまで様々な音楽家によって取り上げられた名題材であるシェイクスピアの戯曲《オセロ》を元に書かれた《オセロ 作品79》より、第4曲:柳の歌。
出演者自身が原典を辿って浄書や探究を行い、本演奏会のために書き下ろされた初演編曲2曲には様々な想いを込めて、日本ではまだ耳にすることのないとの音楽家を味わえる唯一無二のプログラムを構成した。
色彩豊かな和声に息づく鼓動……。私は彼の作品に出会ってすぐさま、その純朴であたたかな音色が作り出す世界に心奪われた。彼に出会ったその日から今まで、私の心の奥には『この素晴らしい音を浴びるように奏でたい』という想いが眠り続けてきた。 “コロナ世代”と揶揄される私たちは、あまりにも『踏み出さずじっと耐える』ことに慣れすぎてしまったのではないかと感じる。コールリッジ=テイラーの豊かな音楽を辿る私たちも、今こそ、彼のように“音楽の梯子(はしご)”を駆け上ってゆきたい!
(本演奏会プロモーター 佐藤朱夏美)
PRおすすめのコンサート
藝術文化の薫るまちコンサート ヴェルディ レクイエム
2025/02/23
15:00
日本を代表する実力派ソリストと若手オーケストラとの豪華共演が実現