今回はガブリエル・フォーレ(1845-1924)の「コンクール用小品」をアップしました。フォーレは同時代のフランスを代表する作曲家の一人で歌曲やピアノ室内楽曲を多く作曲し、20世紀の作曲家たちに多くの影響を与え、彼の弟子にはエネスコ、ケクラン、カゼッラやラベルがあげられます。「コンクール用小品」はフォーレがパリ音楽院作曲家主任教授だった時にフルート科の初見課題のために作曲されました。初見課題のために書かれた曲は他にも存在したはずですが、この曲のみ後にブリュッセルのコレクターのもとで発見され出版されました。 オリジナルは19小節からなりますが出版にあたり繰り返しが加えられました。短いながらにもフォーレの魅力に溢れた小さな宝石のような楽曲です。 チャンネル登録していただけると嬉しいです。

URL：https://www.youtube.com/watch?v=H__YIdR6iR8