ヴォーカル・アンサンブル カペラ
ジョスカン・デ・プレ ミサ曲連続演奏会 ミサ《アヴェ・マリス・ステラ》
2002年03月02日(土) 18:30 開演
カトリック碑文谷サレジオ教会 (東京都)
グレゴリオ聖歌 聖母の祝日の固有唱
Gregorian chant, proprium de festo B.M.V.
ジョスカン・デ・プレ ミサ《アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星)》
Josquin des Prez (1450s?-1521), Missa ave maris stella
ジャン・リシャフォール モテット《来たれ、キリストの花嫁》
Jean Richafort (c. 1480-1548), "Veni sponsa Christi"
ジャン・ル・サンチエ モテット《救い主を育てし母》
Jean le Saintier (?-1513?), "Alma Redemptoris Mater"
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コンサートについて
当日は18時開場(18:10より音楽監督の花井哲郎による解説があります)
ルネサンス・フランドル楽派最大の巨匠ジョスカン・デ・プレのミサ曲連続演奏会を再開します。このシリーズはカペラの活動の大きな柱として、今後も継続していく予定です。これまで《聖母マリアのミサ》、ミサ《ラソファレミ》、ミサ《パンジェ・リングァ》、ミサ《ガウデアームス》を演奏しましたので、今回で5曲目になります。
ミサ《アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星)》は、聖母の晩課で歌われる有名なグレゴリオ聖歌のイムヌス(賛歌)に基づくミサ曲で、スタイル上の特徴から判断すると、ジョスカンのミサ曲の中でも比較的後期に作曲されたと考えられる傑作です。フィリップ美公とその妃であるスペイン王女フアナのために製作された豪華写本(Brussel MS9126)を用いて歌います。
またオケゲムと関わりがあったと考えられるル・サンチエの現存する唯一の作品《救い主を育てし母》は、カノンの技法を効果的に使った5声部の逸品です。リシャフォールはジョスカンの弟子とされ、より若い世代に属する作曲家です。
これらの曲を、特定の祝日ではなく聖マリアを崇敬する一般的な聖母ミサの枠組みで、グレゴリオ聖歌と共に演奏いたします。
演奏 ヴォーカル・アンサンブル カペラ
superius 鈴木 美登里 花井 尚美 本保 尚子
altus/tenor 青木 洋也 及川 豊 川島 尚幸 根岸 一郎 望月 寛之
bassus 小酒井 貴朗 花井 哲郎 (Maestro di Cappella=音楽監督)
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