京都芸術センター

2012年03月18日(日) 15:00 開演

京都芸術センター　講堂 （京都府）

http://kac.or.jp

国内外で活躍するパーカッショニスト加藤訓子。その手で奏でられる美しい音色、まるで全身が音楽と一体となるかのような高い集中力で魅せるパフォーマンスは、私たちを深く感動させます。加藤は近年、ミニマルミュージックの大家、スティーブ・ライヒ（Steve Reich, 1936-）の作品に精力的に取り組んでおり、昨年にはライヒのオフィシャルな監修のもと、世界で初めて彼の作品を打楽器アレンジしたアルバム「kuniko plays reich」を英国リンレコーズより発売、同レーベルでその年のベストアルバムに選出されるなど高い評価を受けています。
　コンサートでは、サラウンド音響理論で著名なサウンドエンジニアの深田晃が音響空間をデザイン、空間に配置された複数のスピーカーから、あらかじめレコーディングされたパートがマルチチャンネルで出力され、それらが加藤のライブソロとアンサンブルを奏でます。スピーカーから流れる演奏がライブ演奏と絡み合い、響き合う。斬新なライヒパフォーマンスを体感してください。