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古楽アンサンブル「コントラポント」
「受難のレスポンソリウム」
2013年03月17日(日) 16:00 開演
聖母病院・聖堂（新宿区中落合） （東京都）
演奏曲
カルロ・ジェズアルド 『聖週間のレスポンソリウム集』より
聖木曜日のレスポンソリウム（全9曲） 聖金曜日のレスポンソリウム（全9曲）
Carlo Gesualdo (ca.1561-1613), Responsoria ad Hebdomadae Sanctae
-Responsoria in Coena Domini -Responsoria in Parasceve
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コンサートについて
ジェズアルドの練習進めています。殺人貴族ジェズアルドのイメージはあまりよくないかもしれません。Werner Herzog監督のドキュメンタリー風映画にも、かなりおどろおどろしく描かれていますが、それは真実の半分以下でしょう。実際は、煮えたぎる情熱の炎を、音楽として実に理知的に構築していった、天才芸術家です。
驚異的に大胆な転調は、考え抜かれた結果であり、思いつきだけでできるものではありません。そういう装置を駆使して歌詞を表現しているのです。宗教的なテキストが、これほどまでに深い感情の発露として結実した音楽は、そう多くはないでしょう。練習しながら、そういうことをひしひしと感じます。だから、和音を綺麗に重厚に重ねただけにならないように、言葉が聴いている人に訴えかけてくるように、そういう演奏を目指しています。
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