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木琴の巨匠・平岡養一の木琴を奏でる通崎睦美コンサート
木琴の巨匠・平岡養一の木琴を奏でる通崎睦美コンサート
2017年08月05日(土) 14:00 開演
LURU HALL (和歌山県)
木琴の巨匠・平岡養一(1907-1981)の
木琴を奏でる
通崎睦美コンサート
平岡養一(1907-1981)
独学で木琴を学び1930年渡米。戦前のアメリカで約11年間毎朝15分間のラジオ生放送番組を担当し、人気を得る。日米開戦を機に帰国。戦後は「紅白音楽試合」(NHK「紅白歌合戦」の前身)に出演するなど国民的音楽家として活躍した。
使用楽器:(1935年アメリカ製)
「ディーガン・アーティスト・スペシャル・ザイロフォンNo.266」
第1部
アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章 モーツァルト
踊る人形 ポルディーニ/クライスラー編
中国の太鼓 クライスラー
思い出 ドルドラ
オペラ・アリア集 モーツァルト/松園洋二編
カルメン綺想曲 ビゼー/松園洋二編
第2部
お江戸日本橋・かっぽれ〜「日本組曲」より 山田耕筰
中国地方の子守唄 山田耕筰/矢代秋雄編
赤とんぼ
木琴でんでらりゅう 野田雅巳
みかんの花咲く丘 海沼實/野田雅巳編
フルート・ソナタ「花のうた」より 林光
日本狂詩曲〜貴志康一作品による H.スピアレク、平岡養一編
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コンサートについて
<プロフィール>
通崎睦美 Mutsumi Tsuuzaki マリンバ/木琴
1967年京都市生まれ。5才よりマリンバを始める。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。常に作曲や編曲の委嘱を活発に行い、独自のレパートリーを開拓。ピアノ、ヴァイオリン、アコーディオン、箏、リコーダーを始めとする様々な楽器やダンスとのデュオ、マリンバ・トリオ、室内楽やオーケストラとの共演など、多様な形態で演奏活動を行っている。また、2005年2月、東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(指揮/井上道義)で、木琴の巨匠平岡養一氏が初演した紙恭輔「木琴協奏曲」(1944)を平岡氏の木琴で演奏したことがきっかけで、その木琴と約600点にのぼる楽譜やマレットを譲り受けた。以後、演奏・執筆活動を通して木琴の復権に力を注いでいる。
一方、2000年頃よりアンティーク着物の着こなしが話題となり、コレクションやライフスタイルが、テレビ朝日「徹子の部屋」などの様々なメディアで紹介されている。2013年9月には、平岡養一の音楽人生を描いた書籍『木琴デイズ平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』を講談社から上梓、高い評価を得て2014年には、音楽・演劇・美術などの分野で優れた評論を発表した人に贈られる第24回吉田秀和賞を、また、第36回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)をダブル受賞した。
CDに「MUTSUMI〜songs fromasia」「M×PIAZZOLLA」「届くことのない12通の手紙」「1935」「スパイと踊子」、著書に『天使突抜一丁目』『ソデカガミ~銘仙着物コレクション』『通崎好み』『天使突抜367』他。
松園洋二 ピアノ
京都市立芸術大学音楽学部作曲専修卒業。音楽学部賞受賞。同大学院修了。主な作品に、音楽物語「きつねのおきゃくさま」、歌曲集「工藤直子の詩によるうたの絵本」などがある。作品を発表する傍ら、伴奏ピアニストとしても幅広く活動。京都フランス音楽アカデミーや数々のコンクールにて伴奏を務める。京都フィルハーモニー室内合奏団のピアニストを経て、現在平安女学院大学子ども教育学部教授。京都市立芸術大学重唱/オペラ実習(伴奏)非常勤講師。
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