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【豊洲公演】ラッソ《マタイ受難曲》
~ 対抗宗教改革時代のミュンヘンの教会音楽 ~
2019年03月04日(月) 19:00 開演
http://beatamusicatoki.wixsite.com/beatamusicatokiensis
Orlando di Lasso
Passio secundum Matthaeum
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Tristis est anima mea
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Da paccem Domine
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コンサートについて
ラッソ《マタイ受難曲》
~ 対抗宗教改革時代のミュンヘンの教会音楽 ~
レクチャー付きコンサート
ベアータ・ムジカ・トキエンシスは、ルネサンス後期を代表する作曲家オルランド・ディ・ラッソの膨大なレパートリーを少しずつご紹介してきました。3回目となる今回は、ラッソがミュンヘンで1575年に出版したマタイ受難曲を中心にお聴きいただきます。
4人の福音史家による福音書は復活祭前の典礼で朗読されてきましたが、15世紀からその一部がポリフォニーで作曲されるようになり、16世紀には何人もの作曲家たちが取り組んでいます。中でも、ラッソのマタイ受難曲は、彼が作曲した4つの受難曲で唯一出版されたばかりか、彼の死後も長くドイツ語圏カトリック教会で演奏された成功作でした。ラッソは簡素な様式でこの作品を作曲しましたが、ときおり現れる歌詞表現に作曲の冴えを見せます。なお、このマタイ受難曲は全編ラテン語で歌われます。
ラッソが2番目に仕えることになったバイエルン公爵ヴィルヘルム5世は、改革派教会と対抗して保守的なカトリック信仰を推進する「対抗宗教改革」の立場を取りました。ラッソの受難曲は、そうした宮廷礼拝堂の方針に沿ったものと考えられています。傑作モテットとして知られる《私の魂は死ぬ程に悲しい》とともに円熟期のラッソの音楽を、どうぞお楽しみください。
​2019年
3月4日(月) 19時開演(18時30分開場)
豊洲シビックセンターホール
3月9日(土) 14時開演(13時30分開場)
大森福興教会
※いずれも開演15分前からプレトークがございます。
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