名古屋ビクトリア合唱団

名古屋ビクトリア合唱団第19回定期演奏会

2019年05月26日() 18:00 開演

熱田文化小劇場愛知県

http://victoria.collegium.or.jp

T.L.deビクトリア Ave maris stella / : Gaude Maria Virgo / : Super flumina Babylonis / エリック・ウィテカー: Leonardo Dreams of His Flying Machine  / 千原英喜 わたくしという現象は

名古屋ビクトリア合唱団

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コンサートについて

定期演奏会で演奏する作品の紹介です。
●T.L.de ビクトリア作品
連続演奏を行っているビクトリア作品から、3曲お届けします。
Ave maris stella「めでたし、海の星よ」
 聖母マリアを讃えるイムヌス(賛歌)です。太陽の出現を告げる明けの明星に、キリストを生むマリアを重ねながら、聖母マリアへの信仰が歌われます。
Gaude Maria Virgo「お喜びください、おとめなるマリア」
 ソプラノ2声のカノンと他の声部とで織りなすポリフォニーが特徴の5声のモテットです。
Super flumina Babylonis「バビロンの川のほとりで」
 8声ダブルコーラスの作品です。バビロン捕囚により囚われの身となったユダヤ人が、エルサレムを想い涙する内容です。
●Leonardo Dreams of His Flying Machine
 アメリカの作曲家 エリック・ウィテカーの、2001年に初演された作品です。声部を細かく分けることで生まれる密集和音が特徴的で、本作品もソロパートを含め12パートの構成となっています。
 レオナルド・ダ・ヴィンチが設計図を残した「Flying Machine(はばたき機)」が題材です。空を飛ぶことを熱く夢見るレオナルドの描写、「レオナルドよ、空を飛べ」と囁く天の言葉、そして遂に大空を疾走する"The flight(飛行)"と、楽器とともに次々と移り変わる場面をお届けします。
●混声合唱とピアノのための組曲「わたくしという現象は」
 宮沢賢治の3つの詩を題材に、2012年に発表された組曲です。
 作曲者の千原英喜氏は、楽譜の前書きに「ここには熱血教師・賢治がいる。若者に、風になれ、銀河星雲の彼方に羽ばたけ、自然にとけ込め、宇宙と交感せよ、と呼びかけているのだと私は思う。」と書いています。
 魑魅魍魎や精霊の声、ロケットの噴射音、手拍子等とともに、賢治の世界や心象が次々と描かれ、若き日の賢治の言葉が歌われます。合唱とピアノ、そして多彩なパフォーマンスもお楽しみください。

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