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【5/20公演中止】ブロカートフィルハーモニー管弦楽団
【公演中止】第44回定期演奏会
2020年05月10日(日) 14:00 開演
ブルックナー
交響曲第5番
/
メンデルスゾーン
フィンガルの洞窟
※新型コロナウイルスの状況を鑑み、この度5月10日の演奏会を中止とさせていただきます。
公演を待ち望んでいただいておりました皆様、また関係者の皆様には心より深くお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございません。
次回以降の演奏会にてお待ち申し上げます。 詳しくは当団Webサイトをご確認ください。
●チケットプレゼントへご応募いただいた皆様へ
この度はご応募をありがとうございました。公演が中止となりましたので、当選チケットの発送はございません。 この場をお借りして深くお詫び申し上げるとともに、ご応募いただきましたことへのお礼を申し上げます。
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コンサートについて
古代ギリシアの哲学者ピタゴラスは、宇宙の本質を探るために哲学を極め、万物は数の法則に従っているという理論を打ち立てた。調和する音には数学的な規則性があることを発見した彼は、「音楽を知れば、宇宙の調和の仕組みが解明できる」と考えた。調和する音、すなわちハーモニーである。17世紀になって、ひとつの音(基音)には2以上の整数倍の周波数を持つ別の音が含まれていること、その音の含まれ方によって音色が変わることが発見された。これを倍音という。そして、たいへん豊かな倍音を持ち、ハーモニーを奏でることの出来る楽器、パイプオルガンは、「宇宙の調和を表すために生まれた」と言われていた。
オーストリアの作曲家アントン・ブルックナー(1824–1896)はオルガン奏者の父のもとに生まれ、10歳になるころには父に代わって教会のオルガンを弾くほどの音楽的才能を見せた。オルガン奏者として大成功をおさめたのち、本格的に作曲を始めたのは三十代後半と異例の経歴を持つ。彼の作り出す作品には、オルガン奏者として向き合い続けてきただろう「宇宙の調和」を感じることが出来る。交響曲第5番は1875年から1878年にかけて作曲された。対位法的手法、フーガ、金管楽器によるコラールが際立つこの曲は、作曲家自身によって「対位法的」交響曲、あるいは「幻想風」交響曲と呼ばれている。
演奏会の前半ではドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーン(1809–1847)の「フィンガルの洞窟」を取りあげる。20歳のころ、スコットランド旅行中にヘブリディーズ諸島にあるフィンガルの洞窟を訪れ、大きな感銘を受けて作曲された。島に打ち付ける波しぶきや洞窟内の静謐な光が目に浮かんでくる、美しい風景画のような作品である。
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