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喜多直毅クアルテット『異土』
~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~
2020年12月18日(金) 19:30 開演
アルゼンチン・タンゴをベースに現代音楽・フリージャズ・即興演奏を取り入れたダイナミックでドラマ性に溢れた音楽で各方面からライヴ・配信ともに高い評価を得ている喜多直毅クアルテット。今回公演のタイトルは『異土』。喜多の出身地:東北・岩手をテーマとしています。
もともと描写音楽的なクアルテットですが、一貫して音楽作りの中で最も大切にして来たのは、作品と演奏の中に岩手の冬の凍れる風が唸っているかどうか、その唸りから孤絶した人間の存在がイメージされるか、そして演奏空間に“厳冬”が訪れ、寒さの中、力強く駆ける駿馬や満天の星座が想起されるかどうか、そして音楽が“異土”を内包しているか…。スタンダードとされる中央文化から遠く離れれば離れるほど、そこには独特な文化が育ち、奇祭が存在し、熱狂する鬼たちの舞がある。東北を思い描く時、冬に閉ざされた孤独や鬼たちの乱舞が浮かぶ。喜多直毅クアルテットはそれを象徴し、感じさせる音楽をお届けし続けたいと思っております。
これまで約9年間に亘って継続してきた喜多直毅クアルテット、コロナ禍の現在、様々な活動を縮小したりしなければならない中でもこのように公演を行うことが出来ることに感謝しています。
ウイルス感染防止対策として換気や消毒を強化し、席数を通常の半分以下としております。師走の忙しい時期であり、また時節柄外出を悩まれる方もいらっしゃるかと存じますが、お誘い合わせの上是非聴きにいらしてください。
◉日時:2020年12月18日(金)19:00開場/19:30開演
◉会場:アトリエ第Q藝術1Fホール(成城学園)
東京都世田谷区成城2-38-16
(小田急線「成城学園前」駅下車、中央口改札より出て南口から徒歩5分。)
tel.03-6874-7739
◉料金:ご予約¥4,000 当日¥4,500(座席数限定)
◉ご予約・お問い合わせ先メールアドレス:violin@nkita.net(喜多)
(メールタイトルは「喜多クアルテット12月予約」、メール本文に《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を 必ずご記入の上、お申し込み下さい。)
※ご入場時のマスクの着用、手指消毒等ご協力をお願いいたします。
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コンサートについて
【喜多直毅クアルテット・プロフィール】
2011年、ヴァイオリニスト喜多直毅によって結成された四重奏団。演奏される楽曲は全て喜多のオリジナル作品であり、その出自とも言うべきアルゼンチンタンゴからフリージャズ、即興演奏、現代音楽まで、様々な要素を呑み込んで再構築された、比類なき音楽である。ロシア音楽を彷彿とさせる濃厚な旋律と共に、日本の伝統音楽に通ずる“間”の感覚を併せ持った彼らの音楽は、その深い精神性を高く評価されている。
4人のメンバーはそれぞれの楽器における国内屈指のタンゴ奏者と目されつつ、卓越した実力により、ジャンルを超えてシーンの最先端で活躍している。この4人においてこそ実現する超絶なる表現が、聴衆の気魂を揺さぶり“ドゥエンデ(Duende)”を呼び醒ます。
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