アントニオ・カルダーラ生誕350年記念コンサート

アントニオ・カルダーラ生誕350年記念コンサート

2021年06月16日() 19:00 開演

白寿ホール東京都

http://www.yuki-hosooka.com

アントニオ・カルダーラ: 歌劇《オリンピーアデ》より
プログラム:
歌劇《オリンピーアデ》より
アリステアのアリア
「まこと大きな貴女の苦しみ」
リチーダのアリア
「お前が眠っている間に」
アリステアとメガクルの二重唱
「あなたの幸せな日々に」
12のシンフォニアより 第1番<聖テレンツィアーノの殉教>
トリオ・ソナタ作品1−4変ロ長調           

アントニオ・カルダーラ生誕350年記念コンサート

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コンサートについて

昨年生誕350年を迎えたカルダーラは、ヴェネツィアで生まれ、マントヴァ、ローマを経て、オーストリア、ハプスブルク家カール6世時代に活躍したバロック後期の作曲家です。多作家でも知られ、生涯で80もの歌劇を作りました。
この公演では、その中から歌劇《オリンピーアデ》のアリアをメインに取り上げます。
《オリンピーアデ》は、仕えていたカール6世の命でエリザベッタ女王の誕生記念として、当時人気だった宮廷詩人、台本作家ピエトロ・メタスタージオの台本にカルダーラが音楽をつけ、1733年にウィーン宮廷で初演されました。
その後、この台本は、ヴィヴァルディ、ペルゴレージ、モーツァルト、ベートーヴェンなど、50人以上の作曲家により歌劇や歌曲の題材として用いられる人気の題材となりました。
しかし、その初演作曲家がカルダーラであることはあまり知られていないかもしれません。また、このオペラがカルダーラの作品として取り上げられることも稀かもしれません。
昨年が記念年であった事、また、東京オリンピックにかけて、この作品に焦点を当てつつ、彼の中でも数の少ない器楽曲、宗教的題名のついたシンフォニア、トリオ・ソナタなども織り交ぜながらカルダーラの知られざる、隠れた名曲をお届けいたします。

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