2挺のバロック・ヴァイオリンが奏でるロココの情景/福山

2022年08月22日() 19:00 開演

福山アライアンス教会(福山市)広島県

バロック・ヴァイオリン: 大橋 麗実 / バロック・ヴァイオリン: 鳥生 真理絵

L-G.ギユマン/2つのヴァイオリンのためのソナタ集 第2巻 op.5 第2番 ト長調
J-M.ルクレール/2つのヴァイオリンのためのソナタ集 第2巻 op.12 第6番 変ロ長調
J-P.ラモー(ラべ・ル・フィス編曲)/オペラ・エールの組曲 第2番
J-P.ラモー(J-P.ギニョン編曲)/2つのヴァイオリンのための小品集 op.8
J-P.ラモー(J-P.ギニョン編曲)/オペラ《優雅なインドの国々》より「レ・ソヴァージュ」  ほか

2挺のバロック・ヴァイオリンが奏でるロココの情景/福山

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コンサートについて

開場18:30 開演19:00
会場:福山アライアンス教会(広島県福山市三吉町1-8-5)


今回のプログラムでは18世紀中頃、フランス・パリで演奏されていた「2つのヴァイオリンのための室内楽曲」を取り上げます。
 当時、ロココ趣味の流行とともに、華やかで流麗なギャラント様式の音楽が花開いていたパリでは、貴族の社交場のサロンや公開演奏会の普及によって、音楽が宮廷だけではなく貴族や一般市民にもより開かれたものとなっていきました。それに伴い、サロンでの演奏などにも適した、小さな編成の室内楽作品が多く作曲、出版されました。
 このような状況下で「2つのヴァイオリンのための音楽」もポピュラーなものとなり、ルクレール、ギニョンといった当時超一流のヴァイオリンの名手たちによって数多くの優れた作品が生み出されました。
 この演奏会では超絶技巧ヴァイオリニスト、ルクレールとギユマンの2つのデュオ・ソナタ、そしてラモーのオペラから当時流行したナンバーを、ベルギーとフランスで研鑽を積んだ2人の演奏家でお届けいたします。


大橋 麗実
同志社女子大学を卒業後渡仏。ポワティエ大学大学院音楽学学科修士課程修了。la Cité Musicale de l'Abbaye-aux-Dames de Saintes にて、古典派からロマン派の音楽をヒストリカル楽器を使用して専門的に学ぶ。バロック・ヴァイオリンをサンモール・デ・フォッセ地方音楽院にて学び、最優秀の成績で修了。同音楽院最高課程を経てヴェルサイユ地方音楽院最高課程でも研鑽を積む。シャンゼリゼ管弦楽団のアカデミーをはじめヨーロッパ各地にて演奏。2019年秋に完全帰国し、現在はヒストリカル楽器を使用した演奏活動を行う。

鳥生 真理絵
桐朋学園大学音楽科及び、同大学院大学を卒業後渡欧。ブリュッセル王立音楽院にてモダン及びバロック・ヴァイオリンを学び、同音楽院モダン・ヴァイオリン科修士課程を優等で、古楽器科修士課程を最優等の成績で卒業。在学中よりベルギーの古楽アンサンブルの公演に定期的に参加するなど、ヨーロッパを拠点に演奏活動を行う。2021年末より拠点を日本に遷し母国での活動の場を広げている。AYAMEアンサンブル・バロック、デュオ・インヴェンツィオーネ主宰。

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