PR
みんなのコンサートメモ
使い方は十人十色。
書いて、音楽をもっと好きになろう。
聴きたい
気になるコンサートを
ブックマークしたい!
聴いた
今まで聴いたコンサートを
覚えておきたい!
出演した
演奏した時の経験を
次に活かしたい!
コンサートについて
当団のプログラムは演奏したい曲をただ並べるだけではなく、関連性を考えて毎回組んでおります。今回は、不思議と東欧色が強いプログラムとなりました。ハンガリー人のリスト、長くハンガリーのエステルハージ侯爵に仕えたハイドン、ボヘミアをこよなく愛するドヴォルザーク。時代も背景もそれぞれ異なる3人の作曲家の作品が一堂に会しました。
「ピアノの魔術師」と称され、数々のピアノのための超絶技巧曲を残しているリストの作品群の中でも、「ハンガリー狂詩曲集」はとりわけ人気の高い曲ですが、その中でも最も有名な第2番を取り上げます。ピアノでも立体的な色彩感と感情が迸る曲ですが、それがオーケストラ用に編曲されたことで、どう変化するのかが聴きどころです。
ハイドンの交響曲第101番『時計』は、第2楽章が特に印象的です。時計のチクタク音に似たリズムの上に、優雅に起伏する旋律が乗っているという、時の流れを意識させるようでいて、永遠の時の循環に包み込まれるような味わいがあります。
ドヴォルザークの交響曲第6番は、その後の第7~9番に比べると知名度は落ちますが、ドヴォルザークの田園交響曲といも表現できそうな、草原を渡る風や土の香りが吹き抜ける隠れた名曲です。曲の構成はブラームスの交響曲第2番に非常によく似ていますが、内容は作曲者の独創性が高いものになっています。特に第3楽章は「フリアント」と呼ばれる踊りのリズムをモチーフに書かれていて、大地を力強く踏む躍動感のあるステップが、異国情緒の中で気分を高揚させます。
コロナ禍が未だ収まりを見せない状況ですので、皆様の健康がまず第一ですが、感染予防対策は厳重に講じたうえで開催いたしますので、無理のない範囲で足をお運びいただけましたら幸いです。
PRおすすめのコンサート
有馬みどり ピアノリサイタル
2024/12/12 18:30
バッハのフランス組曲第5番やイギリス組曲シリーズをお楽しみください。