Consciousness 弦理論交響曲

第5楽章 基本相互作用

2022年12月17日() 18:00 開演

京都市勧業館 みやこめっせ京都府

https://nsokyoto.art

出演者

ヤニック・パジェ(作曲、指揮、電子楽器)

N’SO KYOTO オーケストラ:
中村真美(クラリネット)
ウィリアム・プランクル(チェロ)
川原みきお(ユーフォニアム)
ryotaro(アコーディオン)
以上のコアメンバーを含む43名

ゲスト:
谷村由美子(ソプラノ)

アンサンブル九条山:
若林かをり(フルート)
畑中明香(打楽器)
森本ゆり(キーボード)

橋本幸士:物理学者、アドバイザー
アレクサンドル・フェルディナンド・モベール:映像
サガー パテル:リアルタイムビジュアル
髙橋弘康:ライブカメラ
黒川徹:陶芸家
十河陽平:テクニカル・マネージャー、照明

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コンサートについて

▼音楽と物理学
「CONSCIOUSNESS」 は、作曲家であるヤニック・パジェと、京都大学の研究者で日本では数少ない弦理論の専門家で、著者や『シン・ウルトラマン』などのSF映画の物理学アドバイザーとして活躍する橋本幸士の2人の出会いとコラボレーションにより誕生したプロジェクトです。
弦理論は、我々の世界に存在するものは全て素粒子と呼ばれる小さな粒子によって構成されており、その素粒子の中にはただ一つの要素=振動する弦があるとする説である。その弦がどのように組み合わさっているかによって、我々の住む宇宙の全てを決めているという。パジェは、この概念に触れることにより世界を見る目が変わり、そうして交響曲の根幹が出来上がりました。

▼パフォーマンスについて
4つのスクリーンと、43人のミュージシャンにより織りなされる演奏空間。その中に観客も混ざり漂うようなユニークな没入体験型コンサート。
音と映像を通して観客は、宇宙を創り維持する4つの基本相互作用 (電磁気学、核力、重力) をオーケストラを通して探索し、複雑な物理学の概念が没入的な音や映像による交響曲に落とし込まれるのを目にし、体験することになります。
ヤニック・パジェは観客とミュージシャンの中心で指揮を執り、オーケストラの演奏を電子音へリアルタイムで変換しながら、同時に第2楽章にて陶芸家・黒川徹とともに制作した陶芸楽器(セラモフォン)を用いてパーカッションの演奏も行います。
パフォーマンス空間を囲うスクリーン、そこに映し出されるライブ映像、クリエイティブな照明など技術チームによる仕掛けもまた、N’SO KYOTOの特色でもあるエフェクティブな異空間をさらに盛り上げます。

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