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栗山沙桜里 プロコフィエフピアノソナタ全曲第3回 彷徨える人
2024年01月17日(水) 19:00 開演
https://www.okubocmo.com/event-details/kuriyamaisagosakurasatopurokofiefupianosonatazenkyoku-dai3kai
セルゲイ・プロコフィエフ
ピアノソナタ第4番 ハ短調 Op. 29
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セルゲイ・プロコフィエフ
そのもの自体 Op. 45
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セルゲイ・プロコフィエフ
ピアノソナタ第8番 変ロ長調 Op. 84
他
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コンサートについて
プロコフィエフという作曲家の人生史とも言えるピアノソナタの全曲演奏会も、いよいよ後半に入りました。
3回目となる本公演では4番と8番のソナタ、そして滅多に演奏されない「そのもの自体op.45」を取り上げます。
ロシア帝国時代、即ち初期の時代の最後の作品である4番は、一般に想像されるプロコフィエフ像(不協和音のオンパレードなど)とはかけ離れた作風です。戦争ソナタと称される3部作最後のソナタの8番も、有名な7番と比べるといっそ穏やかとすら言えるでしょう。しかし、両ソナタ共に上部の穏やかさや美しいメロディのその下で、蠢く何かを感じさせます。その何かとはなんなのか?それをぜひ探しに来ていただきたいと思います。
「そのもの自体」は現在では演奏される事が滅多にないのですが、プロコフィエフ自身は好んで演奏していたといいます。哲学者カントの思想に着想を得たこの作品は、見る視点によってまったく違った顔を発見できる事と思います。
その他外国滞在時期のプロコフィエフに関係するフランスの作品を演奏いたします。
ぜひお越しいただければ幸いです。お待ちしております!
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