バッハからのメッセージin 東京

テレマン家 とバッハ家 「邂逅」

2024年03月10日() 17:00 開演

日本ホーリネス教団東京中央教会東京都

https://blog.goo.ne.jp/aizemaisato/e/a61c4734e1ecfcf1a08c08dec6361c3b

G.P.テレマン 組曲ニ短調 TWV42:d3 / G.P.テレマン 四重奏曲イ長調 TWV43:A1 / J.S.バッハ トリオソナタト長調 BWV525 テナーガンバとチェンバロによる / C.P.E.バッハ トリオソナタイ長調 Wq146 / J.S.バッハ トリオソナタト長調 BWV1039

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コンサートについて

バッハからのメッセージ No.16 「テレマン家とバッハ家」 邂逅

人生は出会いの響き合いで織りなされる。その邂逅は偶然のようだが、実は人生を変える出会いだったと後に知る。テレマン家とバッハ家のお付き合いは孫の代まで続いた。バッハとテレマンは若い頃ちょくちょく会っていたし、次男C.P.E.バッハ洗礼の代父はテレマンであった。1756年プロイセン対ザクセンの7年戦争戦禍、テレマン宛に楽譜を毛布で堅く梱包し郵送した次男の手紙や、テレマンの孫ミヒャエルとの手紙も残っている。互いに敬意を持って協力し、情報と影響を与えあい、社会情勢、未来についても、親密に率直に語り合っている。

そんな手紙に惹きつけられるのは、私もまた多くの邂逅に支えられているからだろう。菅きよみさんとはブリュッセルの下宿で独、仏の音楽学生と共に4年間暮らした。食卓で何気なく話題になること全てが、私にとっては古楽と人生の学びであった。
それから27年。福澤 宏さんと山縣 万里さんは15年アンサンブルをされている。互いに静かに深く尊重されている様子が演奏から伝わる。この2組が出会うと、これもまた邂逅という響きがした。今回幸福な調べの曲が多いのはそのお蔭である。

テレマン家とバッハ家の語らいは、専門的な話題を除けば、現代の家族同士の会話と何ら変わらない。子供の未来を案じ、激変する時代に祖先の文化的遺産を損わないよう努力し、次世代により良き世界を残そうとする切なる願いが行間に滲む。 こうして幾重にも交差した邂逅が生み出す“綴れ織り”をお聴き頂ければ幸いである。                                                     古楽工房 佐藤 泉

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