第150回アンサンブル of トウキョウ特別定期演奏会

「Hic et Nunc__今ここで、この瞬間を」

2024年03月17日() 14:00 開演

紀尾井ホール東京都

https://www.ensembleoftokyo.com/concert/150

ヴァイオリン: 玉井菜採 / オーボエ: 青山聖樹 / フルート: 村上成美 / オーケストラ: アンサンブル of トウキョウ

ヨハネス・ブラームス ヴァイオリン協奏曲 / ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第11番『セリオーソ』弦楽合奏版 / アントニオ・サリエリ フルートとオーボエのための協奏曲

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コンサートについて

幅広い世代の名演奏家が集い独自の活動を展開しているアンサンブル of トウキョウ。
1986年の結成以来、年4回の定期演奏会を開催している。本年初回の3月公演で節目の第150回を迎えることになり、全曲指揮者なしで、楽団メンバーがソリストを務める協奏曲が並ぶ、同団らしさ満点のプログラムが用意された。
1曲目はサリエリのフルートとオーボエのための協奏曲。ソリストはアンサンブルofトウキョウ代表を務めるオーボエの青山聖樹と、創設者の金昌国に師事したフルートの村上成美。サリエリのような演奏機会の稀少な作曲家にスポットを当て、その作品の真価を名人たちが示すのも彼らならではの取り組み。
2曲目はベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」弦楽合奏版。
同団の誇る豪華弦楽器奏者たちの名技と表現を、最高水準のアンサンブルで堪能できるはずだ。
3曲目はブラームスのヴァイオリン協奏曲。
ソリストはもちろん、アンサンブル of トウキョウの顔である玉井菜採。日本を代表するアーティストのひとりである玉井は、同団と多くの協奏曲で協演してきて、3年前のベートーヴェンの名演奏は語り草になっている。加えて言えば、バッハの無伴奏をはじめとするドイツものについて、いま最も聴きたいヴァイオリニストが玉井であり、彼女のブラームスとなればまさに必聴。手練れのそろった仲間たちのオーケストラとともに、深みと熱さを兼ね備えたブラームスが作り上げられるのは間違いない。3曲とも充実の時間が約束されている。
文:林昌英 ぶらあぼ2024年3月号より


(Vn) 戸原直 吉村知子 吉原葉子 佐原敦子 入江真歩 小川恭子 北川千紗 菊川穂乃佳 辻純佳
登坂理利子 増尾朗子 弓塲多香子 吉鷹梨佐
(Va) 大野かおる 田原綾子 髙梨瑞紀 Jayyoon Kim
(Vc) 羽川真介 懸田貴嗣 Jae-Yoon Chung
(Cb) 渡邉玲雄 丸地郁海
(Fl) 村上成美 宮崎由美香
(Ob) 青山聖樹 中山亜津紗
(Cl) 和川聖也 浦畑尚吾
(Fg) Young-Jin Choe Hyunjun Kim
(Hr) 日髙剛 田中みどり 幸喜いずみ 浅井春香 
(Tp) 大西敏幸 重井吉彦
(Timp) 神戸光徳

アンサンブルofトウキョウ事務局 045-595-0223 

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