日本で一番テレマンに詳しい” 音楽学者の佐藤康太による、楽しくそして熱いトークと共に、リコーダー奏者の宇治川朝政を中心とした“テレマンの音楽に魅了された” 演奏家によるコンサートで構成された、『もっと知りたい!もっと聴きたい!テレマン』シリーズの第4回です。
【2月24日公演のご案内】
教会音楽を「気軽に楽しむ」というのは、少しおかしいでしょうか?教会音楽を娯楽として聴くなんて…とお思いの方もいるかもしれません。しかしテレビもスマホも演奏会もない18世紀前半、人々にとって教会音楽はまぎれもないエンターテインメントでした。一般市民にとって、礼拝というのはきちんとした音楽に触れることのできる、数少ない機会の一つだったのです。
だからテレマンは書きました。コンチェルトのようにリコーダーやヴィオラ・ダ・ガンバが活躍する教会音楽を。また教会だけでなく家でも気軽に演奏できるような教会音楽を。毎週かかさず、みんながいつも新しい音楽に触れることができるように。
第4回ではテレマンのさまざまな教会音楽を取り上げます。後半では当時の式次第を一部再現します。音楽に溢れる18世紀ハンブルクの礼拝をお楽しみください。
『音楽による礼拝』(1725/26)より
アリア「魂よ、おのれを知りなさい」
Aria “Seele, lerne dich erkennen” TVWV 1:1258 Nr. 1
『フランス年巻』 (1714/15)より
アリア「ああ私はみじめです」
Aria “Ach, ich bin arm” TVWV 1:1499 Nr. 4
『コンチェルト年巻』(1716/17)より
アリア「ああ誰がその愛を語ることができましょう」
Aria “O, wer kann die Liebe sagen” TVWV 1:165 Nr. 2
『音楽による礼拝』(1728/29)より
四旬節第4主日(レターレ)のためのカンタータ《汝呪われしもの、おお恐ろしい声よ》
Cantata “Du bist verflucht, o Schreckensstimme” TVWV 1:385
コラール 来たれ聖霊 Komm, Heiliger Geist
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア ト長調 TWV 40:31
ほか
※ 曲目は変更になる可能性があります。
入場・チケット購入
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入場料全席自由 前売4000円
全席自由
一般当日 4500円
学生 2000円(前売のみの取り扱い) -
チケット発売日
2024/12/24
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問い合わせ
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メールアドレス
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電話番号
03-5352-8240
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