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お茶の水OBオーケストラ

第52回演奏会

2025年02月24日() 14:00 開演

第一生命ホール東京都

https://sites.google.com/site/ochaoborch/

 私達『お茶の水OBオーケストラ』は、お茶の水管弦楽団(東京科学大学医歯学系・お茶の水女子大学などの学生のオーケストラ)の出身者が主体の社会人オーケストラです。現在は都内をメインに年に1~2回演奏会を開催しています。

 今回のプログラムでは、『人に心の豊かさをもたらすもの』を象徴する3曲が集まっています。『ファンタジー』『信念』『自然』、どれも絶対必要とまでは言えませんが、あれば心が豊かになるものではないでしょうか?

 モーツァルトの歌劇『魔笛』は世界で最も上演されているとも言われる、最初の上演から今日に至るまで多くの人々に愛されているオペラです。序曲だけでも、オーケストラの演奏会のオープニングとして数多く取り上げられています。『神殿』『魔法の笛』『昼・夜の世界』『太陽の環』『試練』等々おとぎ話要素がストーリーにたくさん盛り込まれています。モーツァルトはそれこそ魔法をかけるように、楽しく軽やかな音楽を乗せました。メルヘンの世界にどっぷり浸れることが、このオペラの最大の魅力であり、永く愛される理由でしょう。

 メンデルスゾーンの交響曲第5番『宗教改革』は、交響曲第3番『スコットランド』や第4番『イタリア』に比べると知名度はやや低いものの、メンデルスゾーンの苦悩や葛藤、そして誇りが詰まった名曲です。宗教改革300周年祭のために作曲を始めたものの、様々な理由で演奏することは叶わず、何度も改訂された末に作曲者自身からも失敗作だとされてしまった曲ですが、2つの讃美歌をモチーフとしながら、宗教をめぐる歴史を音楽で表現しようとした意欲作です。

 そして、言わずもがななベートーヴェンの交響曲第6番『田園』です。標題に加え、各楽章には自然を彷彿とさせる標題が添えられています。―朝起きて窓を開けると田舎の風を感じて心が晴れる心地から始まり、気持ちの良く小川のほとりを散歩、農民の集いを眺め、不意に嵐に襲われ、嵐が去った後の美しさに喜びを感じる―5楽章に分かれてはいますが、一連の流れがあり、特に嵐の前後で移り変わっていく音楽表現がとても巧みで、第5楽章の冒頭など非常にヒーリングです。

 お時間とご興味がおありでしたら、ぜひ会場に足をお運びいただければ幸いです。お気軽にお越しください。

出演者

入場・チケット購入

  • 入場料
    当日券(全席自由)
    1000円
  • 購入方法

    当日券は、ホール内窓口で13時15分より販売いたします。

  • 未就学児入場可能

    お席で静かに鑑賞することが難しいお子様の、ホール内へのご入場はお控えください。ロビーでのモニターでの鑑賞は可能です。

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