通知

通知はありません。

細川泉 ヴィオラ名曲の小箱 Vol.6 福岡公演

ヴィオラの新たな魅力を求めて

2025年03月17日() 19:00 開演

あいれふホール福岡県

https://teket.jp/5421/41831

ヴィオラは人の声に最も近く、深く温かな音色は、まるで聞く人の心にそっと寄り添い、また時には感情を抉り揺さぶり心の奥深くに訴えかけるような、他の楽器にはない魅力を持っています。
ソロ楽器としてはまだまだ歴史が新しく、レパートリーの開拓の余地や様々な可能性を秘めているヴィオラ。このシリーズでは、よく知られた作品から隠れた名曲までヴィオラの魅力を最大限お伝えできるようなプログラムを演奏しています。
今回のテーマは、「ヴィオラの新たな魅力を求めて」

バロックからロマン派、近現代、新曲まで幅広く、また今回しか聞けないオリジナリティの高い選曲を意識しました。


今回の一つの注目曲はバッハのリュート組曲からのヴィオラ用編曲です。
ヴァイオリンやチェロにはバッハのオリジナルの組曲が存在するのに、ヴィオラには存在しません。
ヴァイオリンやチェロの組曲をヴィオラで演奏することは多々ありますが、その運動性や音色など、ヴィオラの魅力を必ずしも最大限発揮できるものではないとは感じていました。
バッハの作品を多数編曲している編曲者の高久弦太さんから、「ヴィオラの魅力が最大限発揮できるバッハのヴィオラ組曲集を作ってはどうか」とご提案頂き、出版に向けて曲集を作成中です。

今回はその中から、リュート組曲BWV998を演奏します。プレリュード、フーガ、アレグロの三つの楽章から成り、バッハの壮大な構築の世界を感じて頂けると思います。

前半一曲目は、西森久恭さんに新作委嘱した作品を初演します。私の出身地である京都の文化をテーマに、ヴィオラの持つ音色の豊かさ、また私自身が得意とする静寂や透明感を表現できる魅力的な作品です。
西森さんの作風は上品で味わいがあり、今後が期待できる気鋭の作曲家です。

最後に演奏しますのは、20世紀イギリスの作曲家ボーエンのソナタ。当時、イギリスではライオネル・ターティスという優れたヴィオラのソリストが現れ、様々な作曲家が彼のために作曲しました。彼によってこれまで日の目を見なかったヴィオラが独創楽器としての新たな道が切り開かれることになります。
ボーエンのソナタは、後期ロマン派の特徴を持ち、極めてロマンティックでヴィオラの歌謡性と豊潤な音色をダイナミックに生かした作品。

アメリカでも活動し現在は関西を中心に活躍するピアニスト木田陽子とのアンサンブルをお楽しみ下さい。

プログラム

出演者

  • 細川泉

    ヴィオラ

  • 木田陽子

    ピアノ

入場・チケット購入

チケット購入予約

  • 申し込み後の流れ

    当日受付にチケットをご用意します。
    代金と引き換えにチケットをお受け取り下さい。

  • 予約申し込み終了日

    2025/03/16

問い合わせ

公開コンサートメモ一覧

コンサート情報の編集・削除

ログインして、編集・削除する

コンサートカレンダー

PRおすすめのコンサート

第21回アイメイトチャリティーコンサート

第21回アイメイトチャリティーコンサート

icon 2025/05/18 13:30

icon

アイメイトチャリティーコンサート

山脇美葉 ピアノリサイタル

山脇美葉 ピアノリサイタル

icon 2025/03/29 19:00

icon

ドビュッシーの『月の光』『亜麻色の髪の乙女』など、幅広いクラシック曲を演奏します。ぜひお越しください。

Lutherヒロシ市村 第14回リサイタル 『美しき水車小屋の娘』

Lutherヒロシ市村 第14回リサイタル 『美しき水車小屋の娘』

icon 2025/03/22 17:00

icon

シューベルト『美しき水車小屋の娘』(全曲)

4Vc Concert 4本のチェロによるアンサンブル

4Vc Concert 4本のチェロによるアンサンブル

icon 2025/03/30 14:00

icon

少しマニアックなアッシュバッハ「組曲」から有名なパッヘルベルの「カノン」や「ピチカートポルカ」まで、4本のチェロで楽しんでいただけます。

Lutherヒロシ市村 第14回リサイタル 『美しき水車小屋の娘』

Lutherヒロシ市村 第14回リサイタル 『美しき水車小屋の娘』

icon 2025/03/22 17:00

icon

シューベルト『美しき水車小屋の娘』(全曲)