梅村幸江・高橋乗子・鈴木華重子 室内楽リサイタル

梅村幸江 UMEMURA Sachie(Violin): 名古屋市出身。１９９３年愛知県立明和高等学校音楽科を経て愛知県立芸術大学音楽学部入学。１９９７年３月同大学音楽学部を卒業。中村桃子賞、桑原賞を授与される。東京文化会館にて第６７回読売新人演奏会に出演。同年９月フィンランド国立シベリウスアカデミーのソリストコースに入学。１９９９年ヘルシンキにて在フィンランド日本大使館主催による日本フィンランド修好８０周年記念演奏会出演。１９９９年夏より３年連続オウルンサロ国際音楽祭（フィンランド）に出演。２０００年ヘルシンキにて初のリサイタル開催。２００２年同アカデミーにてディプロマを最優秀の成績で取得し、５月ソリストコース修士課程を修了し卒業。これまでヴァイオリンを近藤フミ子、川畠正雄、浦川宜也、北垣紀子、瀬戸瑶子、エルッキ・カントラの各氏に師事。室内楽をパーヴォ・ポヒョラ、ラルフ・ゴトーニの両氏に師事。

高橋乗子 TAKAHASHI Noriko(Cello): 1992年兵庫県立西宮高校音楽料卒業。93年日本室内楽アカデミーオーディションで優秀賞受賞。94年バルトークカルテットの公開レッスン受講。95年愛知県立芸術大学創立室内楽記念演奏会に出演。96年愛知県立芸術大学卒業、98年同大学大学院修了。長野アスペンミュージックフェスティバル、トゥルク音楽祭に参加。上塚憲一、天野武子、L・カンタの各氏に師事。フィリップ・ミュレール、オンツアイ・チャバ、マルッティ・ロウシ各氏のマスタークラスを受講。現在、アスク音楽院講師、県立西宮高校音楽科非常勤講師。

鈴木華重子 SUZUKI Kaeko(Piano): 兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て、京都市立芸術大学卒業。1996年渡米、インディアナ大学にてパフォーマー・ディプロマ並びにアーティスト・ディプロマを取得。またドイツ、フランスでも研鑚を積み、コンサート等に出演。オーケストラとも共演。1995年、1999年、霧島国際音楽祭にてＭＢＣ賞、味の素賞を受賞。1996年、京都音楽協会賞受賞。第７回宝塚ベガ音楽コンクール入賞。2000年、アメリカにてＡＳＴＡコンクール（弦楽器）の公式ピアニストを務める。2001年、日本演奏連盟主催文化庁助成、演連コンサートにてリサイタルを行う。また数度にわたるチェリスト堤剛氏との共演をはじめ、室内楽、デュオを積極的に活動している。これまでにピアノを家永摩利子、三森尚子、阿部裕之、フセイン・セルメット、練木繁夫の各氏に師事。室内楽を故ロスティスラフ・ドゥビンスキー、スタンリー・リッチー、練木繁夫の各氏に師事。