ヴォーカル・アンサンブル カペラ
15世紀フランス王室の「死者の日」のためのミサ(ミサ形式演奏会)
2002年11月02日(土) 19:00 開演
カトリック碑文谷サレジオ教会 (東京都)
グレゴリオ聖歌 Gregorian chant
ヨハネス・オケゲム Johannes Ockeghem(1425年頃-1497)
アントワン・ド・フェヴァン Antoine de Fevin(1470年頃-1511?)
「レクィエム」より Missa pro defunctis "Requiem"
ジョスカン・デ・プレJosquin des Prez (1450年代? -1521)
森のニンフ(オケゲムの死を悼む挽歌) Nymphes des bois/Requiem
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コンサートについて
午後6時40分より、音楽監督の花井哲郎による解説があります
●15世紀フランス王室の「死者の日」のためのミサ
グレゴリオ聖歌とオケゲムのレクィエムによるミサ形式の演奏会
教会の暦では11月2日は死者を記念する日です。この日にちなんで初期ルネサンスの作曲家ヨハネス・オケゲムによる「死者のためのミサ曲」レクィエムを演奏します。フランス王室に仕え、非常に個性豊かで
独特なスタイルを持つオケゲムのこの作品は、現存する最古の多声レクィエムであると同時に、傑作として名高いものです。
当時死者ミサのテキストは地方によって異なっていました。フランス王室で使われていた典礼文に拠るレクィエムに、同じ宮廷の音楽家フェヴァンの作品と、この日のためのグレゴリオ聖歌を組み合わせ、15世紀フランス王室における「死者の日」の典礼をよみがえらせてみたいと思います。また、オケゲム自身の死を悼むジョスカン・デ・プレの挽歌も併せてお聴きいただきます。
レクチャー・コンサートでは、楽曲と典礼文の特徴、この曲が掲載されているキージ写本などを実演を交えながら解説いたします。この名作の醍醐味を際立たせる演奏上の工夫についても、たねあかしをしますので、是非演奏会と併せてご聴講ください。
■ 演奏 ヴォーカル・アンサンブル カペラ
superius: 花井尚美 本保尚子
altus/tenor: 青木洋也 及川豊 根岸一郎 望月寛之
bassus: 小酒井貴朗 花井哲郎(Maestro di Cappella=音楽監督)
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