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芦屋交響楽団
第77回定期演奏会
2012年05月19日(土) 19:00 開演
http://we-love-music.ashikyo.info/
・A.ヴェーベルン
管弦楽のためのパッサカリア 作品1
・R.シュトラウス
メタモルフォーゼン~23の独奏弦楽器のための習作
・D.ショスタコーヴィチ
交響曲第5番 ニ短調 作品47
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コンサートについて
今回は20世紀前半のオーストリア、ドイツ、ロシアの3曲をお送りします。
1曲目は新ウィーン楽派ヴェーベルンの「パッサカリア」。初めて番号をつけた作品(op.1)として1908年に発表された、24歳の意欲作です。
2曲目はリヒャルト・シュトラウスが晩年、大戦によって失われていくドイツに対する嘆きの中、終戦直前の1945年に作曲した「メタモルフォーゼン」。「変容」とも訳される23パートに分かれた弦楽合奏曲です。特に今回は往年のカラヤン=ベルリンフィルが録音を遺した弦楽フルオーケストラの大編成で、カラヤン氏のアシスタントを務めた山下一史氏のもと演奏します。
3曲目はショスタコーヴィチの交響曲第5番。1937年に初演された、日本では「革命」の名で有名な20世紀ソヴィエトを代表する交響曲。大地を揺るがすような冒頭の低弦の轟音から3楽章の悲痛なまでの弦・木管楽器による哀歌、そしておなじみの4楽章で炸裂するであろう芦響の響き。山下氏の深く熱い指揮でどうぞお楽しみください。
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