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コンサートについて
2014年1月、東京ユヴェントス・フィルハーモニーが杉並公会堂で演奏したブルックナー：交響曲第5番は大きな反響を呼び、アマチュア・オーケストラとしては異例にも、その録音がクラシックレーベル「altus」より、今年CDとして全国で発売される運びとなりました。
この東京ユヴェントス・フィルハーモニーのブルックナー・シリーズの第2弾として、今回は満を持して、ブルックナーの交響曲の中でも最高峰である交響曲第8番に挑みます！
演奏会で取り上げるブルックナー：交響曲第8番は、1890年にブルックナーの手によって改訂されたノヴァーク第2稿を底本にしつつ、ついに今年出版されたブルックナー協会版のホークショウ教授による校訂報告書を参考にして演奏します。
よって、ハース版として慣れ親しんでいたフレーズ(アイディア)も所々に登場するはずです。ハース、ノーヴァク各版や弓順を洗い出し、楽器配置も拘り、さらなる高みへと、日々練習を積み重ねております。
前半は、ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲を演奏します。音色は違えど、ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』に影響を受けた二大傑作を並べ、お楽しみいただけたら幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます！
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