ロマン派音楽研究会管弦楽団特別演奏会

ワーグナー・リングオーケストラルファンタジー

2023年02月25日() 13:30 開演

高崎芸術劇場 大劇場群馬県

https://teket.jp/1404/7974

チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 / ワーグナー ニーベルングの指環(管弦楽版)
ワーグナー:ニーベルングの指環(管弦楽版)
Hutschenruyter,Humperdinck版を元にしたROMUVE版
※俳優が知の女神エルダに扮し叙事詩を語っていきます。
①ラインの黄金前奏曲
②ワルハラ城への神々の入場
③ワルキューレの騎行
④ヴォータンの別れと魔の炎の音楽
⑤森のささやき
⑥夜明けとジークフリートのラインへの旅
⑦ジークフリートの葬送行進曲
⑧ブリュンヒルデの自己犠牲

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◆リングの魅力
 ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』は、作品構想から完成までに26年、上演に4日間、総上演時間が15時間に及ぶ、音楽史上に類を見ない、破格のスケールを持つ超大作です。作品は、『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリート』『神々の黄昏』の4部作からなり、愛を断念した者だけが作ることができ、世界を支配する権力が得られるという指環をめぐり、神々、巨人族、こびと族、人間が繰り広げる血みどろの争奪戦を描いています。
 この作品のために開発されたワーグナーチューバやバストランペットを含む総勢100名に及ぶ大編成のオーケストラから紡ぎ出される音楽は、ロマン派の粋を尽くした濃厚さと精密さが特徴で、アルプスの夕映えのごとく雄大な音楽が、聴き手を圧倒的な感動の渦に巻き込みます。
 今回の公演では、全体から8曲を抜粋し、約70分程度にまとめた歌なしの管弦楽版での演奏となりますが、神々の黄昏を警告する知の神エルダが、演奏の合間に叙事詩を語ることにより、内容を知らない聴衆の皆様にも楽しめる形での上演となります。

◆チャイコフスキーのピアノ協奏曲
 前半で演奏されるチャイコフスキーのピアノ協奏曲もリングと同時期に書かれた名作中の名作です。チャイコフスキーは、第1回バイロイト音楽祭でのリング世界初演に聴衆の一人として参加するなど、ワーグナーとも関連のある作曲家となっています。今回のソリストの新井瑛久さんのほの暗い音色と力強さとロマンチシズムに溢れた表現はコンサート最大の聴きものとなること間違いありません。

◆ロマン派音楽研究会管弦楽団について
 演奏するロマン派音楽研究会管弦楽団は、東京藝術大学、東京音楽大学、国立音楽大学、愛知県立芸術大学、桐朋学園大学、洗足学園音楽大学などの学生、卒業生が25名、関東一円から集まったアマチュア奏者の皆さん70名が参加する総勢100名にも及ぶ大編成のオーケストラです。10か月間かけて合奏、分奏はもちろんのこと、歴史や音楽学などの関連分野についても学びながら、作品に多面的にアプローチしています。

◆チケット発売:9月1日から群馬県内の各プレイガイド及びteketで始まります。

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