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お茶の水OBオーケストラ 第51回演奏会
2024年03月03日(日) 14:00 開演
https://sites.google.com/site/ochaoborch/
指揮者: 田部井 剛
ミハイル・グリンカ
幻想的ワルツ
/
ジャン・シベリウス
組曲『クリスチャンⅡ世』
/
ピョートル・チャイコフスキー
交響曲第5番
みんなのコンサートメモ
このコンサートに関するツイート
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Toshio Kitagawa
お茶の水OBオーケストラ第51回演奏会 @ 第一生命ホール
今日のチャイコフスキーの5番は特に良かった、こんなにいい曲だったんだと思った
お茶Bオケ 今回もありがとう
#お茶の水OBオーケストラ #チャイコフスキー #交響曲第5番
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コンサートについて
今回の演奏会では、まだ寒さの残る早春に相応しい、北方の国から3つの作品をお届けします。
まずは、ロシアの国民楽派の父とされるミハイル・グリンカの『幻想的ワルツ』。彼の作品は、それまで音楽界で重要視されていなかったロシア固有の民謡やリズムを取り入れ、当時まだ西欧に後れを取っていたのロシア音楽の発展に尽力し、その作風は豊かな情緒と隠し切れない哀愁に満ちています。特に、ワルツはグリンカが好んで作曲した曲形式であり、小品ながら様々な曲調の変化を楽しめると思います。
次に、フィンランドが誇る作曲家、ジャン・シベリウスの組曲『クリスチャンⅡ世』をご紹介します。シベリウスの音楽は、北欧神話をモチーフとした、美しく神秘的な自然や神々への畏敬を込めたものや、あるいは自国への愛国心等を力強く歌った作品が多いですが、実在したデンマーク王を題材とした歴史劇の付随音楽として書かれたこの作品でも、その作風がふんだんに表現されています。あまり演奏機会は多くありませんが、交響曲作曲家として一歩を踏み出す直前の意欲的な作品として、シベリウス好きの方は押さえておきたい作品です。
プログラムのメインは、ロシアの偉大な作曲家ピョートル・チャイコフスキーの交響曲第5番です。今更語る必要もないかもしれませんが、チャイコフスキーの音楽は、グリンカからさらに発展し、ロシアの民衆の心情や情熱を描写し、物憂げな表情から愛情深い旋律、そして最後にたどり着く勝利の境地まで、聴く者の心を深く打ち震わせます。
この演奏会では、主に国民楽派の音楽の特徴である情熱、メロディの美しさ、そして民族的な要素が存分に味わえるプログラムとなっております。ぜひ会場に足をお運びいただき、早春の束の間の一時をお楽しみいただければ幸いです。
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