『ピアソラ・トリビュート』 福田 進一(ギター)

深く 鮮やか ギター界の巨匠が描くピアソラの肖像

 昨年没後30年を迎えた鬼才アストル・ピアソラ。彼の作品に焦点を当てたトリビュート・アルバムを、屈指のギタリスト福田進一がリリース。

 溢れる抒情性が魅力の「南へ帰ろう」に始まり、ピアソラの死を悼んで書かれた「プホール:あるタンゴ弾きへのエレジー」、ギター2本が鮮やかな「タンゴ組曲」、そして名作「リベルタンゴ」で大団円を迎えるというプログラム。

 難曲で知られる二重奏「タンゴ組曲」では、福田とは師弟関係にもある鈴木大介がスペシャルゲストとして参加。名手二人が繰り広げる丁々発止のアンサンブルはアルバムの大きな聴き所。

【マイスター・ミュージックより発売中】 MM-4507

CD画像

『ピアソラ・トリビュート』 福田 進一(ギター)

profile

コンサートスクウェア事務局

中の人は、アマチュアオーケストラで打楽器をやっています