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一線を画すその響きは、倍音を意識した独自の細やかなチューニング

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J.S. バッハ: 無伴奏チェロ組曲 (全曲)木越 洋 (チェロ)

 実音の長10度上の倍音や第2〜第9までの自然倍音を発音させて楽器を調整することで「発音のレスポンスが良く、音色が豊かになる」と語る木越。これは余分な力が抜けた軽やかな奏法を可能にし、自在な演奏表現に寄与します。
 木越はこのバッハの無伴奏作品全曲をプログラムとしたコンサートを毎年開催、通算で100回を優に越えるといいます。それぞれの「組曲」毎の個性が描き分けられた深い解釈は、こうして長きに亘り作品と対峙してきた奏者だからこそといえます。

マイスター・ミュージックより発売中 MM-4532

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コンサートスクウェア事務局

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