岸野末利加
日本
岸野 末利加(きしの まりか/ Malika KISHINO、1971年 - )は、日本の現代音楽の作曲家。 1971年、京都府京都市生まれ。父親は寺の住職。同志社大学法学部法律学科に進学し、大学時代はウインドサーフィン部に所属。1994年に卒業。卒業後は法律事務所に勤めた。この頃から作曲を始め、作曲活動を本格化させるべくフランスに渡る。パリ・エコール・ノルマルにて平義久の下で学んだ後、リヨン国立高等音楽院にてロベール・パスカル、IRCAMにてフィリップ・ルルーに師事。同音楽院在学中に日本音楽コンクール作曲部門第3位を受賞し、卒業後はフランスのIRCAM(フランス国立電子音響音楽研究所)で電子音響音楽の研究にあたった。2006年第5回 GRAME(電子音楽適応音楽研究グループ/フランス国立電子音楽創造センター)と l´EOC(アンサンブル・オーケストラル・コンテンポラン)による作曲コンクール第1位。 2006年からドイツのケルンを拠点に作曲活動を行い、作品は全てEdizioni Suvini-Zerboni から出版されている。
この作曲家の曲を演奏した過去コンサート
ニンフェアール第20回公演
2024年10月20日 (日) 16:00
第14回佐治敬三賞、名古屋市民芸術祭特別賞「クリエイティブ企画賞」を受賞したニンフェアール結成20周年記念公演。
伊藤美由紀 月の位相(フルート、ヴィオラ、ハープ) / 伊藤美由紀 スプリング・エフェメラル(アンサンブル) / 今井智景: 新作(ヴァイオリン) / 岸野末利加 ラメントII(ヴァイオリン、ヴィオラ) / 武満徹 ヴァイス(フルート) / マルティン・ヘルヒェンレーダー: 冬への旅(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ) / マティアス・ピンチャー: ビオンドII(フルート、ヴィオラ、ハープ) / イェルク・ピーター・ミットマン: 青の向こう側II(アンサンブル) / ローマン・ハウベンシュトック=ラマティ: 星座
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みのりて「溶ける息消える鏡」
2023年12月08日 (金) 19:00
メゾソプラノ、フルート、チェロによる現代室内楽演奏会。
ヘルムート・ラッヘンマン temA / エリック・タンギー Le jardin des délice / ピエール・ブーレーズ 《ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)》より〈怒る職人〉 / 河崎純 捨て子たち 星たち / 小田侑: Shade in Sustention for cello solo / .岸野末利加 Monochromer garten VIII for Alto flute
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